つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「AIによる最適解」による「一本化強要」に抗う:不条理への怒りを元に「左翼・人権主義思考」を耕す。【総選挙予定2026】

記述日:1月14日

 総選挙を控え、さまざまな政治的議論が巻き起こっていますが、その中で私が強く懸念しているのは、「左翼的思考をとにかく無視し、なかったことにする動き」が激しくなっていること。立憲民主党公明党による「中道改革連合」も、そうした流れの一環でつくられたのではないかと考えています。

1️⃣ 先日、X(旧Twitter)タイムラインで、あるAI生成による長文ブログを目にしました。その内容は「高市政権を倒すために、野党は役割分担をして市民に緩やかに呼びかけるべきだ」というものでしたが、結局のところ「今の多数派に受ければいい」という論調に終始。何よりピリついたのは「悪政に対する怒り」をスポイルし、なかったことにしようとする動きが前面に出されていたことです。そのAI利用の発言者(深掘りチャンネル)が強調していたのは「野党は否定しない、敵を作らない、正義を振りかざさない」という言葉でした。

 要するに「今の多数者に抵抗するな」と言っているに等しいのです。

3️⃣ 昨今の反差別・反ヘイトの行動が勢いをつけてきたのは、「不条理に対する怒り」を行動力へ転化し、参加者が心身を削って抵抗してきた結果ようやく、差別やヘイトを撒き散らす加害者側に対抗する足場を築いてきた。 米国でもICE(移民・関税執行局)による市民弾圧に対し、言いなりにならない人々が行動を起こした結果、権力が好き勝手に暴走することを食い止めてきた側面があります。

 何でもかんでも怒ればいいというわけではないが、不条理を不条理だとして怒り、行動する心持ちを「除去」して、「多少間違っていても多数派に従うのは仕方がない」と誘導するような動きには、どれほど力を持とうとも私は納得しません。

4️⃣ そもそもとしてAIが導き出した「最適解」が正解とは限りません。むしろ、その「最適解」とやらによって踏みつぶされてしまう物事は存在する。今回は「共産党社民党はもう受け入れられないのだから引っ込んでいろ」と言います。

 しかし、なぜ共産党が100年、社民党社会党時代を含めて)が半世紀以上も存続しているのか。それは、そうした考えを必要とする人々がいるからに他なりません。

 たとえ多数派ではなくなったとしても、その人たちが寄りかかれる存在をなくしてしまえば、社会から「なかったこと」にされてしまう。「左派野党は引き下がれ」という言葉に与することはできません。 左翼的思考や人権主義的思考によって、ようやく存在を認められた人間にとって、その足場がなくなることは「死」に直結します。故に、どんな逆風であろうと引けない。

 今回の総選挙では、日本共産党がどれだけ力をつけられるか。そして、こうした「足場」の重要性に気づいてくれる人がどれだけ増える/増やすか。その一点に力を注ぎます。