つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

総選挙2026、日本共産党は4議席でした。今選挙で打ち出した「資本主義を越える社会を作る意思」。

1️⃣ 2月8日投開票の総選挙ですが、記述が数日遅れました。開票中に記事を書いたり、翌日に速報を書いたりできれば良かったのですが、そこら辺の気持ちが追いつかず、日が経ってからの記述になったことをご容赦ください。今回のエントリーは8日付としていますが、執筆は10日に行っています。

2️⃣ 総選挙の結果ですが、私の支持している日本共産党は得票率約5・1%という結果となり、当選者は比例代表東京ブロックの田村智子さん、近畿ブロックの辰巳孝太郎さん、南関東ブロックの畑野君枝さん、北関東ブロックの塩川鉄也さんの4名にとどまりました。高橋千鶴子さんの議席奪還を狙った地元・東北ブロックでは、15万5466票を得ましたが奪還とはならず、この部分でも残念な結果となってしまいました。岩手県関係では岩手1区に吉田恭子さんが立候補し約1万票という結果となりました(2、3区は擁立/共闘なし)。これまで議席を確保していた東海、九州ブロックで議席が消滅し、近畿ブロックでも議席減という、悔しい結果としか言いようのないものですが、それでも歯を食いしばって歩き続けなければならないわけです。強大な逆風がこれでもかと押し寄せていますが、「戦う意思だけは捨てない」ということだけを確認して、今後も向き合っていこうと思います。

3️⃣ 私の最近の選挙戦の目標である「左派的/人道主義的思考を残す」ということが、最優先の目標にならざるを得なくなっている現状に残念さを感じ、また強い危機感を覚えています。

 日本共産党は今回の選挙戦で、特に「資本主義の枠を超えた社会づくり」という部分の政策も強く押し出すようになり、大きく打ち出した「タックス・ザ・リッチ(富裕層への課税)」「所得再分配機能の強化」など大企業・富裕層だけに富を独占させないための取り組みを前面にしました。この形の政策は他の政党には出せない、共産党だけが持つ強みではありましたが、この21世紀に入ってからの「儲けることが尊い」と考えがちな新自由主義、あるいはアクシデントが起きて社会保障などに頼らざるを得ない人たちを攻撃する「自己責任論」が全方位で浴びせられ続けてきました。

 その考えのもとで「儲ければ偉い」という部分が過剰に追求され、さらに社会保障そのものへの攻撃も凄まじかった状態で、「タックス・ザ・リッチ」の思考も「富裕層の頑張りを折るものだ」と批判の対象になりました。よくよく考えれば、富裕層が自分たちだけで富を固めてしまい、それを社会に回さないこと、あるいはその富を得る手段も多くの労働者や公共インフラを使ってきたわけです。富裕層だけのわがままを許すというのはいかがなものかと思いますが、残念ながら先のような認識(自己責任論など)の前には、今のところあまり快く思われていないという結果になってしまいました。

4️⃣ ただ、今言ったことを完全になかったことにしていいのか。いずれそういう部分とは真剣に向き合わなければならないのではないか―という一石を投じたものとなりました。そのことを社会全体が考えるきっかけにしていただければと願うものです。