憲法12条が説いているのは憲法が示す基本的人権を守り、時の権力者に壊されないよう維持し続ける努力を、と述べているのであって、「自助努力」を押しつけるのに使うものではありません。
そこに「自称弱者が出てきたら社会が成り立たない」という言葉をかぶしてくれました。12条の無理解以上にむごい、ある意味で死人出しかねない言葉です。ただでさえ自己責任論が跋扈してあれやこれや難癖つけられる、というのが現状なのに、そこに権力の側にいる人間が「自称弱者」と「攻撃をしていい“犬笛”」を吹く。
底抜けをどこまでやる気だ?
もういい加減「怒らずに対案」で済まされない位置に来ていることをご認識いただきたいものですね。とりあえず以上。