17日の国会。安倍首相による社会私物化の象徴・桜を見る会問題で、立憲民主議員団の追求を前に見苦しいとしか言い様のない答弁を見せつけられています。殊に「あなたは広報から聞いたか知らんが当方は営業と話をしている（概要）」という答弁は、「仕事なめてんのか」と強い怒りを覚えました。自分守るためなら…で何ヵ所尊厳痛めつけりゃ気がすみますか。ほんに大概にしてください。
共産党・高橋千鶴子議員の質疑では公立病院が「最後のとりで」で、その対策の必要性を多方向から問うていました。公立病院の多い岩手に生きているので、何故それが必要なのかというのはいつも考えさせられています。それ無しでは住む場所によっては医療へのアクセスがなく、結果生存権が壊される。80年代以降の社会保障破壊施策のなかで医療が壊されてきた経過もあります。取り戻すたたかいはこっからです。
いま書いた医療・社会保障の件もそうですが、たたかいも抵抗もなく、強者の専横にただただ従わされたらどーなるか、の結果がこれです。国民性とかなんとか言葉はつけられるのでしょうが、生存権と引き替えにしていいものか。この７年でかなり“水準”が引き下げられてきました。ほっとけば、これまでが序章になりますよ。
以上述べて今項を終わります。おつきあいいただきありがとうございました。
