つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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この10年で植えつけられた「とりあえず共産党と語れば自分は免罪される」病。

 日曜日の討論番組で自民党の茂木某が「共産党も左翼過激派とのつきあいがある」と言い放ち、昨日の会見では「撤回しない」と宣った。まあ、どんなことであれ撤回したくないというならそれで構わないが、相応の批判はぶつけられなさいな。

 茂木の態度に「共産党破防法対象団体だから」と擁護する輩も絶えないが、それに対してどう回答してきたも見ず、もっぱらその構成員を消耗させるためだけに壊れたレコード盤のように繰り返す様子も食傷気味、としか思わない。

 もっと深いところからたどれば。安倍晋三が政権を握って以降、安倍ら自公勢力がその座に居続けるために、対抗勢力を誹謗し「俺たちしかいない」という空気を醸成した。事細かく「安倍自公政権でないモノを否定し、嫌悪・憎悪」させて。その流れで、どんなに酷いことが起きても「左翼」「野党」「共産党」という言葉を使えば免罪されるしくみがつくられてしまった。茂木の「共産党」発言もそこから来るもの。

 実際そういう繋がりがあるのなら、具体的事例をあげて語るはずだが、茂木はそうしない。わざともやっとして、周りの味方がどうとでも使えるようにして、「泥仕合」「どっちもどっち」に持ち込もうとしている。そうすればいま力を持っている連中が勝てる。それが故の茂木の言動。

 ただし、それは「いまの権力者の保身」には役に立つか知りませんが、その分だけ社会は壊されるわけです。どんな勢力が保身されるか言えば「権力者様に踏みつけられるのが当たり前で、その旨味だけ吸い続ける自公勢力」。それにどう抗って、別な社会を作るかは模索も必要ですが、少なくとも「悪いことは悪い」いえる社会にすることは必要ですね、と述べて項を終わります。