先々週の兵庫県知事選挙で斎藤元彦陣営のしたことについて色々言われていますが、拙稿では扱いません。「約100万票の民意をドブに棄てんのか」なる擁護意見に対しては「ゴミに棄てさせるような行為をした側が責任とりな」と申し上げておきます。
先週末にかけて、川口・蕨の「クルド人へのヘイト」問題に関して動きがあり、渡辺賢一が主催している団体こそ仮処分で行動を止めましたが、その他の団体-日本保守党の河合ようすけなどがクルド人協会やハッピーケバブ店舗を標的にしてヘイト攻撃を仕掛けてきました。
このクルド人に関わる問題は「何かを貶める対象を探していた“いじめっこ”勢力」の標的となり、行動を拡大解釈して「これは悪いこと」とみなして叩きに走る…言ってしまえば「いじめ行為」でしかないもので、都合のいい勝手な定義をつけて憎悪を撒き散らす行動に出るやり口に軽蔑の視線を送らざるを得ないものがあります。
そういういじめ行為に対してカウンター行動でダメ出ししていますが、SNSではいじめ行為をかき立てる勢力に喝采を送り、それに反撃する勢力を惨めなやつとかき立てて「好き勝手に殴れる権利を拡大する」姿を見せ“空気”を作ろうとしている。
“空気”というのは本当に甘く見てわんないですね。そういう空気を充満させた結果何が起きたか…100年前に起きた関東大震災における朝鮮人虐殺示すだけでいいでしょ。
今では日本人の加害行為そのものをなかったことのようにしたい動きが続いています。「日本人はすごいんだ」と示すのはそうい
った愚行を反省し、そういう行為は二度としないという行動で示されるべきものであって、愚行をなかったことにするというのは卑怯者の行為と違いますか。
私がそういうカウンターの現場にいるのは不慮の事故を起こす危険性もあるので避けている部分はありますが、それでも現場に立って行動されている…クソみたいな言葉投げつけられながらも最前線で奮闘される皆様には本当頭の下がる思いでいます。
活動している様子の報告で「自分たちカウンター以外が反撃しなく/できなくなっている」という気がかりな記述もあります。いじめをしている連中の方がいい気になっていて“空気”を支配しているというのもありましょうが…なんとかカウンターがこらえている間に二の矢、三の矢が注げる状況になればと願っているものです。
おつきあいいただきありがとうございました。