週末に参加したはたらく女性中央集会。Facebookでは何回か記事を書いています。表題こそ「女性」と銘打っていますが、社会活動全体に関わる勉強をしたく、今回は岩手開催ということも手伝い参加しています。
タイトルに書いた「量と質」という部分に関して、それぞれ考えさせられる問題提起があったんですね。まず「量」という部分では土曜日に基調講演をした和田静香さんの話。和田さんはもともとスポーツや身近な出来事を取り扱うライターさんでしたが、男性・女性の比率がほぼ五分五分に近い神奈川県大磯町議会の存在とその様子を知ってから政治・社会問題に目を向けるようになった、とのこと。権力強者の側でなく市井の市民が政治に参画するために何が必要かという部分で問題提起をなされていましたが、特に「(要旨)既存の政治勢力の人たちがもう少し『ハードルを下げるような工夫』をしてほしい』」旨を語られていました。
続いて「質」の部分。日曜日に行われた分科会、私は「ジェンダー視点から防
災を考える」イコールネット仙台乗務理事の宗片恵美子さんの報告を聞いてきました。約20年前から女性の防災リーダー育成に取り組んできた経験を紹介。「基本的な講座を5回に分けて行った後でそれぞれの地域で実践すること」で育成を図ってきましたが、その行程には「全部出席」してもらういうことを約束した、との話。つまり、必要なことは万難を廃して覚えてもらい、「質」を確保するために必要な厳しさも必要だ、という一面も見ました。
多くの人には参加していただきたい。
だけども実際社会活動の現場で戦うとなると、どうしても「戦うのに必要な武器=知識は身につけておく必要もある」、と。
一見矛盾した要素を持ちますが、それを同時に成していくことが必要、と。直接それを学んだわけでありませんが、それぞれの事象において考えさせられるお話でした。
私は4媒体で記事を書いていますが、ブログ・FacebookとInstagram・Threadsで別れる形で記事を書いています。同じテーマを扱っていてもブログでは濃く、Facebook・Instagramでは多少マイルド&ビジュアル的に、Threadsは文字数制限があるのでそこを考慮しての記述になります。Facebookは閲覧者を制限していますが後者2つは「benitoh96」で見ることができるのでよかったら見てやってください。おつきあいいただきありがとうございました。