つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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統計偽装は社会を壊す/「闘うことに疲れた」―“潮流”に逆らい立ち位置を維持する大変さを認識した出来事。

 今日は。今日はショート2つ記載します。

1)政府の統計偽装。統計がバカにできないのは「実態をつかむ行為」だからで、これがずれたら「実態でないことで物事の施策にあたらせる」。最近国民総生産の計り方などでも「おや」と思う行為があったので“黄信号”頭の中に灯していましたが、残念ながら懸念が当たってしまいました。

 「えらそなこと抜かす野党様は見つけられなかったしその間政権にいたから野党が悪い。安倍さんは改善に向けて動いているから批判するなゴラァ!」と鼻息荒い方も居られますが、自民党が濃淡あれど財界重視の政治をし、革新勢力の猛追を潰さんと80年代からはよりその道を強化した。00年代前半は社会保障を敵視していた小泉内閣が政権にいて、安倍晋三氏もその重役にいましたね。以上の流れが影響与えたのでは?少なくとも責任免れるいわれはありませんね。徹底した検証を求めます。

2)政党間目線でなく、「資本主義・収奪主義とのたたかい」という目線では約40年(以上)、安倍政権とのたたかいでも6年経過しています。意識しないとアカンな、と思っているのは「闘う仲間を大事にすること」。去年、それを痛感せられる痛恨事をいくつも目にして意を新たにしたところにひとつTwitterタイムラインに。

 「安倍政権と“闘う”ことに疲れたから今いる党を辞める。反対側の人と歩み寄れる方法を探りたい」。

 ―ま、個人の意思までどーこー言えない。しかし、この手の言葉を聞く機会が最近増えてきました。国会の話でも「野党は与党に歩み寄って修正を図った上で賛成することが当たり前」とか。拙稿ではアンチ左翼とも綴ってきましたが、もっと言えば「反対意見の忌避」。やたら同一性を求める意見が目立つようになっています。

 うん。うん…考えても納得いかない。俺の立場は「社会変革」の位置にあるけど、していく中では様々矛盾とつきあわなきゃなんないのは覚悟しているし、「望まぬ意思が多数派の中で生きる」ことが必要なのは承知。だども、先に示した人たちは、結果から言えば「多数者への服従」しか求めていない。こういう圧力に長年晒されると、折れる人も出てくる。

 私は反安倍政権の中でもその意思が根底から通じている所にいるのと、自閉的性格があるので変わり難い位置にいますが、環境によっては折れやすい状況にいる方もいる。というかひとつの潮流に大きく流れている現況では立ち位置維持するのも楽ではありません。それ認識していきましょ、という所をまとめにして項を終わります。