つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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安倍氏「私の国家“発言”」についてはひとまず置きますが、擁護者による「独裁者ならお前ら死んでいる」発言には不快感しか感じない。威を借る者の“黙れ”には従わん。

 青森から帰ってきて2日。昨日の午後からは怒涛のように仕事が舞い降りていて、いつもは休みにしている金曜日も代替出勤に。無茶もたたって身体の循環は狂うなど中々にゆるくない日程です。

 28日の国会も荒れ放題で、「統計問題は安倍政権貶める陰謀」なんて言葉も聞こえてきましたが、返す気力すら失いますね。予算委員会では野党議員との審議の中で安倍首相が「私の国家」と発言したとも伝えられましたが、ひとまず置きます。普段から社会の私物化を進めてはいますが、それとは別の“結果、息継ぎミスだった”ことまで詰める余裕はありません。

 障るのは親衛隊的支持者による「安倍さんが独裁者ならお前ら野党はみんな死んでいる」等という発言。いろんな意味で「分かっていない」とため息しか。

1)一人間の殺人もそうですが「殺したい」思ってそれをまま実行する者は多くありません。モラルもですがそれをやったら人生棒に振るわけで、そこら辺考えたら殺害にブレーキはかかる。それと同じように、例え本音で反対者の駆除を考えていても、実行した結果自分が失脚したんじゃどーしようもない。いまはまだその部分の制動は利いてくれる(可能性がある)ので、よほど判断能力を失わない限りしようと思わないでしょう。

2)そんな中で「安倍さんが独裁者ならお前ら野党は〜」と語る親衛隊的支持者の発言は、彼らの浅はかさもさることながら、実際権力者・安倍政権に勘違い起こさせる基になる。政治家⇔支持者の共振関係が悪い部分で発動されると「嘘から真」にされてしまう危険性があります。実際そういう共振も巾を利かせていますからね。警戒しておきます。

 去年の沖縄県知事選で、暴走した支持者の行動に安倍政権に服従した沖縄県連でさえ頭を抱えたといいます。急進主義は往々にして着いていけない者を縊り殺す。せめて「自分以外の立ち位置の人間もいる」ことを認識し直していただきたい。それ認識したら「僕たちはお前なんざいつでも殺せるよ」なんて態度はとれないよな、と申し上げ、項を終わります。

 おつきあいいただきありがとうございました。