つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

蓮舫氏街頭演説「雨」すら攻撃の道具に。「黙らせる」目的の嫌がらせに屈せずにいましょう。

 ここ数回の記事で、「人権思想を潰すためならどんなことでもやってくる」という危機感から警告記事を書いてきした。しかし、そのやり口がくだらねえやり方でなされている…言ってしまえば下劣さの加速が進むとは思っても見ませんでした。

 東京都知事選に立候補を表明した蓮舫氏が東京都内で街頭演説を行ったとのこと。これは「どういう政治を目指していくか」を公約ではないにしろ意思を示す場になったわけです。それに対して維新の会政治家がとんでもないことを言ってのけました。

蓮舫は雨から守られている一方で、演説を聴く人は雨に打たれっぱなし」でいるから「ロクデナシ」。

 …演説というのは場所と日程は指定しますが、屋外でやるとどうしても天気の影響は受けます。その天気がどう変わるのかは操作できないんですよ。誰であっても。

 あまりにひどい天気であれば中止など対応はされるのでしょうが蓮舫氏が行われていた時の天気ではそこまでのレベルでもありませんし、繰り返しですが天気は誰であろうが操作できません。

 言いがかりとしか言いようがないんですよ。

 現に詰る発言した維新・馬場にしても自身の雨中街頭演説した時の様子がすぐ判明したわけでしょ。自分が殴られようが「言ったもの勝ち」にしてしまうのが彼らのやり口。天気まで詰る対象にしたら、誰も街頭演説、できませんよ。

 また、この演説を持ってきて「事前運動」などと述べているのもいますが、「何月何日の選挙に立候補していて投票しろ」と言ってるわけじゃないから事前運動に当たらない。東京都の政治語ることなんて誰でもできますし、そんなこと詰り出したら政治活動何にもできませんよ?

 じゃあこういう嫌がらせたくさんぶつけて何させたいかと言うとトーンポリシング、「黙らせる」なんですよ。4月の補欠選挙でつばさの党がやったのも行動させなくするという意味でいえばトーンポリシング・アクティブポリシング(とでも言葉を作りましょうか)行動、要は黙らせて動かせなくするが目的ですから、それに対抗するには嫌がらせに屈しないで動く、が正解じゃないでしょうか。

 とにかく社会に「こういう問題があって必要な対応

策を示していくこと」を愚直に進めて行こうと思い直す次第です。

PS 政治活動の「たすき」問題。公選法的には問題なく跳ね返せるものであったはずですが、そういう運用・理屈などクソくらえで身の危険まで生じる事態も起きていることから「着けない対応」もせざるを得ない、と聞きました。事情を理解した上で…言いがかりに屈したような形になり残念です。

 先の「事前運動」呼ばわりする方々は「選挙が始まるまでは何もせず黙れ」と言っています。ここまでにさせてはならないです。