北上市議選が終わって、緊張感を解いたら、これまで感じなかった花粉症が一気に襲い掛かりました。強い思いを持っての行動というのがプラスにだけ働くかといえばそうにあらず、反動・反作用を働かせてしまうことも多々あったりします。当面その部分気をつけて対峙しなければならないかと思っております。
社会活動全般見てみれば、野田佳彦元総理が「今度の総選挙は“東日本が立憲民主、西日本は維新”ですみ分けしよう」と言ったり、維新馬場が保守ニ大政党を言い出したりしています。拙稿ではかねがね左翼的・共産主義的な思想を残すというのを社会活動に必要なことと論じてきましたが、先のような立場を支持する人にとっては、日本国憲法で守られなければならないことをそのものを左翼的と見てしまう傾向が。
日本共産党は社会発展の際に「これまでの良い所は引き継ぐ」立場をとっていて、「共産党が政権を取ればそれまで取ってきた民主主義だって壊してしまう」などというのはデマでしかない。
では。
今の反動保守勢力はこれまでの「社会の発展」を引き継げるかといえば…日本国憲法によってもたらされた「良いところ」を否定する時点でノーでしょう。
これまで日本の社会を支えてきた諸制度を平気で壊して墓穴を掘りに来ている反動保守勢力の収奪行為当たり前の社会以外にも道はあるよ、ということを示して歩いて行く。北上市議選でも安易な キャッチフレーズに頼らず、市民生活に何が必要かというのを訴え続け、生真面目に取り組んで戦えたのが一番良かったことかなと考えております。
そして。
それは4月に行われる故郷大船渡市議選にもつないで行きたいものです。