つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「安楽死推進」が棄民政治を招く―「避難者の追い出ししない」を確約できない岸田答弁と重ね。

 今週前半は時間が取れず、その間に1つ記事は起こしていますがアップするには2段階の作業が必要だったのを忘れてアップしていなかったのを確認、金曜日に2連続で記事をアップしたのはそういう事情があってのことでした。

 国会は始まっていて、推しの日本共産党国会議員団が、「市民に直接益が届く政治を」という立場で奮闘されている様子を見ていますが、そこの部分に関しては他のSNS発信者にお任せしたいと考えています。まあ同時に書ければいいのですがあまり器用とは言えず。何か方法がないかは考えてみます。

 さて。特に私が取り上げてきた「安楽死」問題、私は拒否派ですが、そんな私でも尊厳死…過剰な治療で消耗させるよりは“休ませてやった方がいい”という立場も同時に持っています。実際それで母親を“休ませた”経験もしたので、余計に苦しむことはさせたくない―までは理解します。

 しかし、いま出ている安楽死賛成者の意見は「どうせこの世生きてたら苦しいだけだからとっとと死ね」。そう言われても生きようと思っている人には「別に貴様に死ねといっているわけでない」とごまかして、そのあとに「でも貴様の属性はジャマだから去んでもらいたい」と叩き伏せる。

 吐き気がするったらありゃしません。

 私のSNS紹介のところに「安楽死推進者の敵であり続ける」と書きました。色々理由つけて「お前らは“俺”に苦労させている 俺たち“安楽死賛成”こそ正道だ」と安楽死推進者は述べていますが、最低限の「生存」すらさせねえで何ぬかす、としか思いません。

 話を国会に戻しますね。今日は国会で高橋千鶴子議員が能登北陸震災について質疑しましたが、その中で引っかかることが一つ。

 震災被害者の避難場からの追い出しをしないことを要求しましたが、岸田首相は確約の答弁をしなかった。「将来のことなんてわかんない」と擁護される方もおられますが、次の行き場も用意せず、追い出し行為を防げないとはっきり言えない政府は避難者・被災者にとって役に立てないでしょ。

 安楽死推進者は自分たちの都合の悪いものは殺してしまえば楽になると言い募り、それにつられた新自由主義者がそれを囃し立て、そういう勢力に力を得ている自民党が“建前”かなぐり捨てて棄民政治に荷担する。

 安楽死政策と棄民政治はひとつながりで、正していかなければならない対象です。「いまの多数派に逆らう批判行為は民主主義の敵」呼ばわりまで目にしていますが、痛覚神経無くした身体は警告にすら気づけなくなると警告して、あちこち回った一文を閉じます。おつきあいいただきありがとうございました。