私は「安楽死制度反対者」です。
治療の上でこれ以上は苦痛しか与えられない状態になり治療行為を終了するのはやむなし―その過程の中で母を見送りもした―とは考えますが、安楽死については「賛成・推進派の軸になる者が『邪魔者を始末する』道具にすることしか考えていない」のでその位置に与することはありません。
報道を元に障害者の存在そのものを否定・中傷する書き込みを掲示板した者がいましたが、裁判で賠償金の支払いを命じる判決が出ました。SNSでは「“税金の世話”になる類の者は殺せ」という意見が蔓延って久しくなりますが、この判決で…改心が伴わなくても形ばりでも止める道が見えたかな、と思っています。
ただし。コリアンルーツの人に対するヘイト行為裁判で和解した人が賠償金を増額してでも和解条件を破棄した件もありました。「危害行為しても金払えば済む」にはさせないためのとりくみも必要です。