つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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一昔前の「一本化強要論」に似た響きを感じて―共産党から得票を奪おうとする動きに。【至参院選2022】

 2015年以降、日本共産党は市民・野党の協力で各種選挙あるいは各種活動をしています。以前は選挙で独自の立場にいましたが、政権をとらなければ安倍政権が作り出した異常事態を転換させることができないので、行動を絞っての内閣作って対抗するという立場で行動してきました。
 ところが、その中心になるべき勢力が要所要所で腰砕けになってしまい、及び腰の態度が自民党と戦う野党に対する不信感そのものへと繋がってしまい、去年の総選挙では苦杯、今回の選挙での協力はぐっと少なくなってしまいました。
 それでも、私の住んでいる岩手県をはじめ、できるところでの協力は維持し、その条件を取り戻すための闘いをしていきます。

 一方で頭が痛いのが、今の野党勢力に物足りないからと「突き抜けたオレたちの推薦する人間を通らせろ」と主張するグループ。彼らのやり口はある意味乱暴なもので、「広い協力体制つくって物事を進ませる」という意味では毒になる確率の方が高い。最近では支持を得るためにいわゆる「抱きつき戦術」を行って力をはぎ取る戦術をとっている。
 その立場に立つ人の後援を見ると、「今の左翼的勢力を潰したい」という意味では、いわゆるネトウヨと呼ばれる人たちと同じ。9年前の政治戦でも「俺たちの推す●●がいればいい、共産党(そのときは吉良佳子さん)は引っ込め」と引っかき回されてイガイガづう思いをさせられています。
 近隣では選挙予想記事に託つけて「当確候補のいる共産党は10万票を■■に融通しろ」などと記した記事が公開されていました。複数区では「各党独自の取り組み」が原則ですし、■■氏とはそういう選挙協力をする関係にはありません。これも「抱きつき・引き剥がし」戦術で、できれば山添候補を、あわよくば定数6の東京区で立憲、社民候補含めて左派勢力全滅を狙うものでしょうが、素直に企みに乗ってやるわけにはいきません。
 泰然として行動していけばよろしいのでしょうが、彼らはそうはさせじとちょっかいかけてくるんでしょうね。ここ数年来感じなくて済んでいたイライラづう感情を思い出しそうで嫌ですが、それも政治戦のうち。そこのところも含めても頑張ろうと思います。これ以上削られる寿命もないので。
 お付き合いいただきありがとうございました。