つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

「野党統一名簿」「統一名簿」所望の方で…ヒトを嗤うゴリラ時々パリ(@tokidokiparis)の発言に、共産党と社民党に対する本音を見た。彼らの求めているのは協力じゃない、服従。

 愛知県知事選や陸前高田市長選がありましたが、その記述後回しにします。ここ数日がったりと「『統一名簿』にみる野党の比例区対応」について触れてきましたが、日を追うにつれて、私が懸念していた発言が次々と『強要者』によって放たれる状況になっています。昨日はこの件について「野党の中で民主・自民出身でない勢力」に対する見過ごせない発言がありましたのでここに記した上で批判的見地から記述します。

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ヒトを嗤うゴリラ(時々パリ)(@tokidokiparis)2月3日19時36分ツイート

『民民・自由・社民・共産』連合で、風を吹かせたいものです。単純な選挙共闘ではなく、新党は無理でも「対安倍独裁のための統一行動」みたいなフランス風の選挙政党にしてインパクトある塊を作れれば。。

立民からも遠慮なく引き抜いて。もはや綺麗事や暗黙のルールとかは、それこそぶっ壊して。

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▽同2月3日19時48分ツイート

『党を解散するわけではなく、共産党としても存続。国会内だけ塊の名称で。志位さんなら乗らないなずがない。連立せず、与党のまま閣外協力に止めたっていい。その為、皆合意できる基本概念的な政策協定だけ決めておく。各党間の主張の違いは、とりあえず凍結。各党の人数は候補者配分で考慮。』

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とはずがたり(@tohazugatali1)2月3日19時54分ツイート

共産党は非拘束名簿で党の序列が崩れて当選者出るのを嫌って(各候補者の魅力を前面に出したりせず)党名投票を推進するぐらい徹底してますからねえ。小沢さんに一度志位さんに呼びかけてみて欲しい。まあやるとなったら組織の党ですので人名投票超徹底して出来るとは思いますが。』

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▽ヒトを嗤うゴリラ(時々パリ)(@tokidokiparis)2月3日20時0分ツイート

『小沢さんと志位さんは、ツーカーです。』

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 まず最初にtokidokiparisの発言から。tokidokiparisの発言で看過できないのは「多勢力の蔑視」と「凶暴性」。上記の中では「立憲民主からの引き抜き」「共産党に対する支配者視点」。ひとつの勢力に対し分断破壊を平気で言い放つ様子には、他勢力に対するリスペクトを元につくられた数年間の蓄積はありません。

 それは共産党にたいしても。tokidokiparis文中では志位共産委員長と小沢自由党首の関係を基に「共産党に対する支配者目線」でものを見ている様子が。勝手に『民民・自由・社民・共産連合』なるものを形成し、わずかな分け前をもとに支配者面されてはたまりません。支配者面で語る様子はtokidokiparis以外にも下記のツイートで目にしました。

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羊たちの沈黙 (ハンニバル)(@sockskurogohan)2月4日6時37分ツイート

(立憲民主支持者の批判に)下っ端の愚考は放っておきましょう 何を言っても聞く耳無し。それにしても少し前は、それが日本共産党の支持者だったのが懐かしいと思うくらい共産党支持者も変わりましたね

何が大事か?何がゴールなのか?

野党の中の野党では政治は変わらない

政治に影響与えなければ政治家じゃ無い

▽李ひとみ(@hitomi_rome)2月4日11時13分ツイート

『私のTLに限っては、共産党議員や党員の方々から一切小沢批判が上がってこない。共産党が一番小沢さんに対し不満を持ってきたと思っているし、議席の犠牲もあるかもしれないのに、その彼らがある時期からじっと静観し、黙しているのを見ていて、ああ、時代は変わる、政治は生きていると思いたい。』

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 李ひとみ氏の一文は丁寧なものですが、共産党支持者あるいは党員がみんな“服従”してくれたかのような言い方をしている部分では同じと言わざる得ません。共産党各位が押さえているのは「約束ごとのある野党共闘を実行するために同じ立ち位置にいる人はっ叩く真似をしたくない」からで、あなた方をいい気にさせるためではありません。その視点持てないならどうかお引き取り願います。ハンニバルに対しては心底からの憎悪を覚えた個人的な出来事もありますが「こういう目線は変わりないですね」と軽蔑しか覚えません。

 さらに酷いのが社民党に対するもの。tokidokiparisは「社民党も独自に戦わないと存亡に関わる」という趣旨の意見に下記のように言い放ちました。

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▽ヒトを嗤うゴリラ(時々パリ)(@tokidokiparis)2月4日2時55分

それは選挙制度のせいではない。有権者が支持したいか、したくないかの結果。小選挙区制であればこそ、野党側が野党側の支持者層に信頼されていれば、政権は逆転できる。中選挙区制だと、安定野党のまま。社民党に、自民党へ反対する勢力への求心力がなかったせいですね。結局組合頼みだった。

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 ま、自民との連立から信頼なり、存在価値を失う行為があってダメージ大きくしたこと、独自の組織を作りきれなかったのはその通りでしょう。それでも存在を示し、社会に働きかける行動を続けてきた箇所では相応の位置にいます。十数年の経過からしんどい立ち位置にいるけど、存在し、世に働きかける意思を示す人がいる。俺自身も身近のそういう人を知っていて、つながりもでき、ある人とは「人生の淵で託された」こともある…そういう人たちを、ましてや「組み込もうとする相手」を貶す行為には心からの怒りを持たざるを得ません。蹴って叩いておいて「協力相手」だ?笑わせるなとしか言い様ありません。

 2編通じて。

 私のSNSで、共通して敵視し、喧嘩した相手はこの手の「強要者」でした。ノイローゼになり、自殺未遂をはかり、心筋梗塞を起こして死ぬ寸前に追いやられましたが、引く気はありません。今回、枝野氏の発言がもとで、統一名簿要求者が一気にヒートアップしていますが、その様子は枝野氏の発言と同等のイラつきをぶちまけています。少なくとも、他者を一個体の人間・団体として見ていただけますか。それともこの要求すら利敵行為でしょうか。

 長文おつきあいありがとうございました。