当面、この問題で記事を埋めます。放っといたらこの3年が壊される。「統一名簿強要者」警戒情報その2として稲美弥彦(@rosmir1854tb)をあげます。稲美については2点。
1)各種首長選挙について稲美は「17年茨城県知事選や先頃の山梨県知事選のように『野党系首長』がいると共産党は立候補する」と批判するが、山梨は合意もくそもなかったわけだし、茨城に至っては自民党のお家騒動で分裂しただけの話。はっきり言えば組める相手ではない。結果論なら何とでも言える。
2)擁立論は異なる意見、で片付けることもできますが、これから書くことは「異なる意見」で片付けられません。
稲美は「立憲的改憲」の立場にいて、護憲に否定的な態度をとるようですがそれはいい。問題は事実でないことを書いて「既成事実つくっての引き込み」図ること。22日のツイートでは
▽2月2日 17時58分ツイート『(「社民は立憲への合流を考えているのか。立憲は立憲的改憲論の改憲政党。社民議員はそれを飲めるか」の問いに)飲めたら野党は共産党以外は立憲的改憲で纏まりそうです。(中略)消費税減税と立憲的改憲で野党は纏まるべき』
少なくとも「共産党が立憲的改憲に与した」様子は見えません。しかし、半日も経たずにこんな記述をしはじめます。
▽2月2日 21時47分ツイート『(立憲を批判した上で「野党共闘」要求する人に)もはや共産党すら山尾志桜里さんの立憲的改憲を支持しています。野党は消費税減税や立憲的改憲を中心に纏まるべきです。(以下略)』
と。更に今日は大きく出て
▽2月3日17時11分ツイート『山本太郎さんも共産党も山尾志桜里さんの立憲的改憲や石破茂の9条2項削除に賛成するとは時代が変わった。要するに安倍みたいな欧米従属改憲は反対だが、対米自立改憲を野党共闘の議題にすれば勝てると思います』
…17年総選挙で山尾氏が立候補する選挙区で共産党が擁立しなかったことがありますが、それ以上の協力関係に至った様子はありませんし、ましてや「共産党も立憲的改憲を支持」していません。「そういう見方もある」という部分も一切ない、あれもこれも混ぜられてでたらめ語るのはご勘弁願いたいものです。
正直、枝野氏がもう少し穏やかに対処していただいたら…とも思いますが、この「統一名簿」強要者は私が以前食らった「一本化強要」と同じ攻撃的な記述をし、それこそ言ったもの勝ちでねじ伏せようとしてくる。威圧的に言いくるめて「いいじゃねえかいいじゃねえか」と強引に巻き込むやり方には嫌気しかさしません。それが嫌だからこその近年の共闘になったことを忘れてほしくありません。
とりあえず以上です。