つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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『“多数者”との対峙』―権力者の「反対者リスト」、女性発言者への「下着着払い嫌がらせ」の件。社会の歪みを表す発言潰すのは?反対でも立ち振舞いくらいは考えて。

 今日は。岩手内陸部、昨日夜から荒れた天気になりまして、太陽こそ時々顔をのぞかせますが、吹雪が凄まじく車運転していて視界を確保するのもゆるくありません。皆様お住まいの地域はいかがでしょうか。

 今回の記事は『“多数者”との対峙』をテーマに記述します。最近10日ばかり耳にした報道で「む」と思わされたものがふたつ。『反政府の立ち位置にいる女性に対する着払い商品送りつけ』『辺野古建設反対者に関する個人情報リスト制作』がそれですが、言ってしまえば権力強者による嫌がらせ・権利侵害でしかありません。

 が、立ち位置変わればこういう行為に賛成できる人も多く。彼らの基本的な言い様は「ソウイウコトヲサレルノハ当タリ前」「ジサクジエン」、加えて後者には「着払いシステムの欠陥なだけ。対権力者だから、というのはあたらない」というのも。総じて悪意の行動には寛容な様子が見えます。

 そもそもとして、これまでの社会・歴史形成は「権力者が持つ力の乱用を押さえ、削ってきた歴史」でなされてきたもの。いま当たり前になされている様々な出来事、実は人権に守られているという事象は多くあります。そんでもゆるくないことが起きたり、社会の中に歪みが出てくれば、その端緒にいる人は「ゆるぐねえじゃ」と声をあげる。反権力の位置にいる方がそういう行動をとることが多いのは「いまの多数派が治める社会に納得せず、改善を求める目線を持つ」性格を持つ人が多いからその反応にいち早く気づくから…と考えるものです。

 残念ながら、「多数者に逆らうとは何事だ」から「女のくせに」、更には「“着払い”で済んでいるだけありがたいと思え」まで。主張違ってもいいから「一線越えるな」くらいは言えませんか。そこを越えたら…安倍政権が行おうとする改憲は明治時代に戻す気か言われるものですが、それをぶっ飛ばします。「気づいた人が警笛鳴らす」ことはペナルティ得なければできないモノですか。断じて否です。

 以上の事象を一考していただくことを願い、項を終わります。