つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

9・1関東大震災102年 「震災」と「虐殺」2題で見つめ直す/特に後者が重大事態に。

f:id:b-itoh1975:20250901080634j:image
1️⃣ 9月1日は関東大震災が起きて102年。1923年に起きてから102年の月日が流れました。

 10万人以上の犠牲者を出した大災害はあまりにも凄まじく、その記録が完璧になされたとも言えません。家族全員がなくなった/地域全般が壊れた/その場にいた人全員がなくなった…などの理由で、十分な記録のない事象も多くあります。

 震災から102年が経ちましたが、その間にも思いつくだけでも三河、福井、新潟、三陸沖、熊本などの地震。殊に、阪神/東日本の大震災は巨大なダメージを呼び、そのたびに防災対策を向上させていくという取り組みはなされてきました。

 ただ。

 どんなに「手法」が発達したとしても、死地に追いやられた人間は脆いものです。基本的に被害から逃げることを基に「震災で助かった命をその他の要素で失わせない」ということを頭に入れて、対策が進むことを願うものです。

2️⃣ そして「9・1」にはもう一つの意味があります。

 震災に乗じて起こった朝鮮人などの虐殺。これに関しては…特にこの10年、激しい逆流が巻き起こっています。

 それまでの東京都政はまかりなりにも震災とは別に起こったこの事件の検証は進められ、慰霊碑の設立・都知事による追悼文送付など追悼行為はされてきました。

 小池百合子都知事となった2017年からはそれを拒絶。

 この間には追悼文の拒絶のみならず、横網町公園での追悼碑前での追悼行事を妨害したり、ある年は敵対集会をぶつけようとしたり。さらにその行為をもとに追悼行為そのものの開催阻止しようとしたりしました。いずれも人権を重視する側の行動で食い止めてきました。

3️⃣ こうした抵抗が気に食わないのでしょうか。小池百合子も、その意をくんだ都当局も、大小の嫌がらせを繰り返し、それに「呼応」するヘイター勢力も「こういう態度をとって構わない」とばかりの攻撃を繰り返しています。

 近年はNHK党の進出・参政党の躍進に見られるような差別・嫌がらせ行為を主なやり口としている勢力が政治的に伸長。関東大震災の虐殺に関しても「被害者の人数」だけをもってなかったことにしようと仕向け、さらには追悼の集会にも直接妨害行為に現れる輩が続出。横浜の集会では直接の危害行為に現れる者も出ました。

 そして、今年になってから加速した「直接危害以外は何してもいい」という属性に対しての過剰な攻撃。毎年毎年緊張感が強化される中で迎える9・1、今年はその中でも苛烈なものとなりそうです。

4️⃣ 2025年。小池百合子が相変わらず追悼文の送付を断る一方で、これまで慰霊祭を妨害してきた勢力が今年は妨害集会を開くこともできなくなっていました。去年「追悼碑を壊す」と述べたことがさすがに響いたのかもしれませんが、そうなると今度は野良化した彼らがどういう行為に打って出るかわからないという危機感はあります。警戒しておきたい所です。

(追加)慰霊碑が白い布?板?に覆われていた、との情報あり。

5️⃣ 9・1 関東大震災102年は、今年もこの2つの視点をもって対峙します。