つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「左派を潰すことがこれからの選挙の目的」語る輩が何をしようとしているか。【至参院選2022】

※0時55分アップ分は不完全状態でした。再アップします。

 ロシアのウクライナ侵攻から4か月経過。それを利用した軍拡論が巻き起こり、「問題解決を非戦でなすことを政府に命じた憲法九条」そして「軍事第一主義をとらないようにする数々の制約」が標的にされています。

 安倍元首相が軍事費をGDP比2%に、と言い出しました。2%は少ない。3%、5%、10%…などと勇ましいことを語る人もおられますが、GDP比1%でだいたい5兆円と考えると、GDP比10%なんてことになったら年度予算で国債返還以外で使えるお金の大多数を軍事費が占めるということになり、その他の予算は無きものになってしまう。そうなれば現時点で財産を持っている富裕層以外はこれまで受けてきた助けすら受けられなくなる事態になりますね。

 更に酷いのは、軍拡にかこつけて「邪魔になる勢力」を無くしてしまいたい、と語る者が多くなった。護憲派は当然標的にされ、社民党が政党要件を確保できるかというヤフー記事には「なくなってしまえ」という声が叩き付けられています。

 「左翼勢力を潰していくのが今後の政治戦の目的」と語る人も増えましたか。ご自身が勝ち馬に乗るのは勝手ですが、左翼勢力無なれば、その勢力がかろうじて拾ってきた「困難な出来事」というのも無かった事にされてしまう。もっとハッキリ言えば、「左翼に助けられるような者は無くなってしまえ」いうことなんでしょうか。

 随分と野蛮な国になってしまいましたね。

 ここまで述べてきた現象を乗り越えていくしかないね、と。確かに苦戦してるかもしれませんが、だめだだめだの声に屈して伏せてしまえば、これ以上に壊される。「その時その時で全力で戦わなければ再浮上もない」というのを頭に入れてこの政治戦を戦っていきます。