つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

“いのちのとりで”生活保護裁判を経て、尚受給者を愚弄する態度に。

 

1️⃣ 生活保護の不当な引き下げに異議をとなえた「いのちのとりで」訴訟は、先頃日本政府の責任を問う判決が下りました。本来ならそれを受けて改善/不当に引き下げられた補償などを考える局面ではありますが、その後の政府当局の態度は「不誠実」という言葉がぬるく思えるほどのふざけた行動ばかり取りました。

 ようやく専門委員会会合を開いたかと思えば政府の行為を仕方がないとする人を多く入れ、受給者あるいはそのサイドに立つ人は形だけ会合に加えはしますが、「お前らの発言が終わったらとっとと帰れ」とばかりの冷遇→異議を申し立てたら審議会のインターネット中継を打ち切る報復。当然、裁判を受けての謝罪など全然していません。

 「裁判は出たが知ったことじゃない」態度は批判されるべきで、克服していくものです。

2️⃣ さらに。

 こういう政府の開き直りを助長しているのがSNSやインターネットに書かれる生活保護受給者への攻撃。昨日の件を直接扱う人はまだ多くはないのですが、「いのちのとりで」裁判に関しては

「さいばんしてるひまがあったらはたらけ」という定型文

「くにのかねがなくなってるのだからおまえら(中略)ひたすらがまんしろ」というお説教

「おれたちだってくるしいのになんでオレよりらくしてる」という八つ当たり

 ポータルサイト・Yahooの生活保護のニュース記事にはこれら悪意を複合し増幅したコメントが次々と並び、生活保護受給者とその支援者に対する攻撃が常態化しています。無論それに対抗できる力を持てばいいのでしょうが、圧倒的な先制攻撃で反撃する気力というのがへし折られるんですね。

3️⃣ 昔であれば「個々人の会話で打って出た言葉は すぐ空気となって泡のように消える」はずの言葉が、文章という形となって塊となって受給者にぶつけられる。

 政府の悪政と

 民衆の悪意が

 相互に作用して、生活保護受給者に悪意がぶつけられる。

 残念ながらどの属性にも残念な人や犯罪をしてしまう人というのは出てしまうものですが、それを全体化して「生活保護受給者は犯罪者だ」と肩身を狭くしていく。こういう攻撃にずっとさらされているわけです。

4️⃣ できることから誤解を解く行動をしていこうとは考えていますが、それが簡単ではないというのも思い知らされます。

 それでもやんなきゃなんない。

 でなければ「動けなくなった途端にゴミのように捨てられる」社会がまともなわけないので、そういう部分でひたすらあがいていくことにします。