つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「多数派に戻れば」が持つ暴力性。茨城医師のLGBT発言から−至・7月国政選挙

www.tokyo-np.co.jp

 上記の見出しの記事をみかけ、さらにその発言をした満川氏の弁明も別なところで見ましたが、無神経もいいところで勘弁しろ、しか第一の言葉が出ません。その理由2つばかし。

1)まずLGBTの方々に対する無理解。その方々からの様々な要望など当事者の方のための会議で当事者のアイディンティティ否定してどうすんの?釈明でも結局否定する方向からしか話をしなかった。当事者は「知らないならこれから~」とは言っていますが、擁護する気も起きません。

2)更に引っかかったのが「多数派に戻す」という言い方。昔からマイノリティの方々をマジョリティ・多数派に合わせるという行為は数多くなされてきたわけですが、最近は「社会の最低限の約束ごと」を飛び越えて「同調圧力で非多数を握りつぶす」行為もまま見かけるようになりました。

 それを正当化するために「ノイジーマイノリティ」なる言葉で「多数派の平穏を壊しに来る輩」と位置づけて攻撃してくる方もいますが、その位置にいる方々の要求は「多数派と同じように生きやすい制度にしてくれ」てなもの。なにも多数者を侵しにいくものでないのに過剰反応して敵対視する、あるいは「面倒だ」とトーンポリシングかます


 いまの安倍政権への支持が「寄らば大樹の影」で成り立っている部分もあり、「余計なことしないで安倍さんに従っていろ」なんて空気もありますが、ゆるくない実態は消せません。「やったふり」は許さず、「足りない」思ったらそれを世に知らしめて、それでもやる能力なければ引きずりおろす、でたたかっていくことにします。

 おつきあいいただきありがとうございました。