つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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各々を認識・尊重した上での共闘が筋。他者の自我に手を突っ込むな−至・7月国政選挙

 今年のはじめから加熱ぎみに推移してきた「野党の比例代表統一名簿」論。その論を強硬にとなえる方々は立憲民主党、あるいは共産党に対し「アイディンティティに手を突っ込む」行為が見受けられます。結論から先に言えば「その行為は野党間の協力を壊す」。数年前の環境を考えれば「一致点の共闘ができる」ことだけでも進化していますが、一致しない点…さらに言えば各々がもつ自我・独自性をぶっ壊してまでそれを求めるのは協力の依頼でなく、ただの制圧行為です。

 ことに、共産党に対して党名・綱領や運営形態変更を迫るのは、単なる組織破壊行為でしかありません。うん年前まで行われていた一本化強要からいまの野党共闘で一番何が変わったか言えば、この手の強要をしなくなったこと。強硬論に与する方々はベテラン国会議員や気鋭の若手議員の発言をひいて「変更」迫っていますが、「弁えを知ってください」としか言い様ありません。

 「共産党が“変化”すれば統一野党の勢いにつながる」と言いますが、彼らが例に出すイタリアオリーブの木連合がどうなったか。一度は政権についたもののすぐに瓦解。資本主義を乗り越えることを目的とした団体がなくなったことで社会の選択肢が失われ、市民からの収奪主義者が幅を利かすようになった。日本をそうしたかないです。 追記に「一本化強要」を図る方の行動を記します。7月までの政治戦、第一義には「安倍政権の苛政を乗り越える社会展望を語り、力をつける」行動が必要ですが、強要者の行動にも警戒はしておくことにします。長文なりましたがおつきあいありがとうございました。

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《追記》比例統一名簿や共産党に干渉を強要する方々の行動一覧。

・Ayako MICHLMAYRーアルテイドー(@artheid3)→中道若手議員、大ベテラン議員の発言をひき「共闘の条件に党名などの変更」を強要。更に共産党関係者の発言をも都合よく引用。

・zix0358(@zix0358)、立憲民主の会@ネット市民連合(@hebo0909)、ぷ−(@prairiedog_POOH)、るりん(’-’*)野党共闘を応援する会オリーブ☆(@Happyrmtk)など→前者の発言を肯定。更に立憲民主党の内部に手を突っ込み、「ノアの箱船作戦」と称して支持者に変節を強要している。前者の発言肯定はしていないがよしぼ〜(@Yocibou)も強要者の一人。

・稲美弥彦(@rosmir1854tb)→上記の方々とは別の意味で一本化強要、共産党の“変化”強要を述べる。「共産党改憲論に与している」の理由がその論をとなえている議員の集会参加…など、不正確な論を語ること多し。

 2015年からの野党共闘路線、「一致するところで協力を」と奮闘されている方々の誠実な行動があったからこそ、私も「それなら」と行動に応じたものです。強要論に先祖がえりするような行為にはいっさい与しないことをあらためて表明するものです。