つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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拡がる「批判をやめろ」「多数派にひざまつけ」が、権力者の増長を助けてないか―主題に、ごちゃごちゃ雑感。

 ここしばらく起きた出来事の中で思ったことをごちゃごちゃ と置いていく記事です。

1)まず最初に。夕べから今日にかけて、入管職員だった弁護士の方が「入管職員がウィシュマさんにした態度を取るのは仕方がないこと」だといい、大阪各種選挙についてジャーナリスト氏が「批判すること自体が嫌われているのだからもう批判はやめよう」てなことを述べていました。

 後者に関して、だんだんそういう言葉を喋る人の範囲が近くなってきて、「不条理に対して怒るという行為そのものが疎んじられる状態になってることに、怒りは怒りですが、どう表現していいかわからない感情を覚えます。

 荻上チキさんのsessionや武田砂鉄さんのアシタノカレッジ→ プレ金ナイトといった番組の存在で嘲りも見下しも挑発もせず、社会に淡々と必要なことを語っていく、という姿勢が必要というのは認識し、私もブログでは基本に入れているものです。

2)一つ引っかかるものも。

 昨日のブログで出した「問題解決しようと思ったら多数派の人にひざまつけ」、と語る人が増えました。

 どうしても「多数派に先行して気づく人」がいて、その問題提起を多数派が受け入れないこともある。そのときに「仕方ないですね問題はなかったことにします」ではすまない。邪魔する者と戦う行為は避けられない。

 そこでしつこく「土下座して多数派のケツをなめろ」語るのは、もはや「黙らせる」、トーンポリシング行為でしかなく。(中略)「そんなことにかまってるから選挙で負けんだよ」ですか。ええ、そうですね。確かに前回比の20%を減らしたのは事実で。それでも「必要だと思ったことに対応」しなくなったら、20が100になります。

〆)けなしてばりはわんない、柔らかく意識を掘り起こしていく…が必要なことは重々承知です。ただ、それは「不条理に怒るな」とか「気に入られたければ■■■なめろ」とかに繋がるものではないはずですね。「お前らが気づかなければ平穏に」できるから、不条理に気づいた人に黙ることを求めるのはどうなのか。その要求が不当なら中身で喧嘩すればいい。とりあえずここまでのべておきます。