前回も書きましたが、衆院補欠選挙東京15区で行われている「候補者攻撃」。“つばさの党”が他勢力候補者に対して直接的な攻撃を繰り返し、中にはそれを止めようとした議員に対して「私人逮捕」をかます。
こうしてイラつきと憎しみ植えつけて、次は何するんでしょうね。
一方で、一連の行為を「市民側が権力に対して行っている異議申し立てを封じ込める」方向で解決を図ろうとしている様子にも納得いかないものが。「街頭に出て行う政治・選挙活動を全てやめれば問題解決する」と言い放った方もいましたが、特別な技能がなくても誰でもできる言論活動そのものを封じ込める行為は今の権力者以外の意思を存在させなくすることにつながり危険です。
自民党がいて、第二自民党といわれる維新がいて、第三自民党といわれる“極下”勢力がいて。今回そういう実力行使をしている“極下”勢力は上記のような社会にさせようとしているわけだから、さすがにこの件に関しては左だ右だ言ってられないのと違いますか。維新勢力の足立康史は「どんなことでも共産党と一緒に行動するのは嫌だ」などと述べていますが、さすがに今回はそうは言ってられないのと違いますか。
少なくとも「つばさの党」がやってるような妨害行為はそれは違うだろうと申し立てることは必要だと思いますし、そういう出来事を伝える記事にいちいち左翼勢力を貶めるような文言を書く産経新聞のやり方にもイラつきを覚えます。
ひとまず、よりひどい行為を招かないためにもここで止めていく必要があります。