つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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入管法改悪を止めた…。増長する「力を持ってしまった排外・権威主義者」を相手に。

 入管法改悪をひとまず止めました。闘われた皆様に敬意を表します。

 この議論に付きまとうのが「“法律違反”した人間をなぜかばうのか」というものですが、権力者あるいは施政者の胸先三寸で人の扱いが変わってしまう事の方がよっぽど不条理と思います。何かの危害行為をしたんならともかく、そこら辺何もなしに生活してる人を投げ捨てるような行為・体制が果たしていいんだか。

 入管に収容させられて病気の対応もろくにされず、死に至ったウィシュマさんの一件がクローズアップをされましたが、その他にも入管行政・職員の暴力性は目に余るものがあり、そこに自国至上主義・権威主義に頼って「出て行け」と怒鳴りつける「普通の日本人様」の存在が鼻につくようになりました。

 十数年前ですか、関東に住む高校生が「不法滞在の外国籍の子」を理由にして放逐されそうになった一件。それを後押しした在特会なるものができてしまいました。排他主義的な思考を持つ者が「普通の日本人様」にはびこってしまってることに怒りと虚しさを覚えます。

 彼らは総じて安倍・菅政権を支持し、それと違う道に行こうとする人に対して辛辣な言葉を吐きます。なぜかを考えてみると「安倍・菅政権のもとでなら自分達の身勝手な主張を受け入れてくれるのでは」という思考回路から来てるのではないでしょうか。自身が横暴振るうために、非多数派あるいは非強者に対してとことん殴りつける。反撃すればそれを抑え込もう、黙らせようとする。

 でも、いつまでも黙ってるわけにいかないですよ。嫌なのは嫌と、この不条理な状態どうにかしたいと思って行動した力が、圧倒的な力の差を覆したわけですから、そこに自信を持ちたいと思います。

 一方で、これは「根っこ」までもぎ取らないと終わらない。今、1年前に政権を放り投げた人が、3度目の登板を目論んでいるようですが、それは絶対に許してはいけない。ワクチン接種申し込みシステムの不備に対するざれ言はもとより、その前にあげたツイート(口癖の「ジューシー」を自らネタ化)も「挑発行為」でしかありません。富裕層・反動主義者のおもちゃにさせられるつもりはありませんので、これからも「苛政は止める」で歩き続けていきます。

 お付き合いいただきありがとうございました。