つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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入管法改悪。「市民・個人踏みつけて苛政推進」の枠組み砕く中で止める。

 当方はしばらく間を空けていました。社会活動の方で焦眉の的となっているのは入管法改悪。21日にも通過させたいというのが菅政権の意思のようですが納得しないものがあります。同法案賛成者が口に出すのは「不法行為を働いた奴は何をされてもいい」、と。果たして「違法」「不法」行為と言われるものが100%正しいものか疑問に思っています。

 「ルールに従わないやつが悪い」は容易く言えますが、現状にある矛盾、あるいは不条理―特に入管の暴力性―をその言葉で封じ込めていいかどうかは、そこに疑問持つもの。似たような事例で「生活保護の不正」が。“ルール”が難しいあげくにそれを身近で連絡取り合う方は人不足で対応も利かない。そこで起きるミスを“不正”という言葉につられて必要以上の敵意を向ける様子もあちこち。入管法案でも“不正”で目をつり上げて、そこにある構造的な問題は見ない。この構図に引っかかる。どうしても。

 特にこの10年、個々人は縛りつけ、権力者に近い人だけが恩恵を受ける枠組みがつくられました。「香港やミャンマーよりマシ」とは言えません。いまはそういった苛政に抗える方法があるから一定の緊張関係を保てていますが、それを失えば堕ちるのは容易い。ほんだから「無条件で“ルール”守れ」いう権威主義に従えないし、「市民抑圧・オトモダチ優遇」の観点で作られる法律案は蹴り飛ばすしかありません。

 あらゆる機会をとらえて「緊張感取り戻す」行為を為していく。北海道2区、参院広島、参院長野の三区で補欠選挙が行われていますが、ここでもその役割を果たそうとする市民・野党共闘候補に力を与えてほしいと切に願うものです。

 お付き合いいただきありがとうございました。