2000年末に橋下徹が大阪の権力を握り、2012年末に安倍晋三が政権を取り返して以降、「この権力者の庇護を受けていればある種の属性は殴りつけても構わない」と考える方が増えました。いわゆる“ネトウヨ”言われる方々が。
単なる立場の違いではなく、そこに己の優位性をもっていき、事実でないことを撒かれ、叩きつけ、ねじ伏せ、踏みつけ、唾を吐かれる行為を、安倍政権の苛政と共にずっと…続けられてきました。彼ら「権力擁護者」には向けられるはけ口があるか知りませんが、当方にはんなものありません。ないからこそ多数賛同を経ての社会変革で問題を解決しようと行動してきました。
安倍政権・付随勢力は己のやろうとしていることが「自身とお友だちの厚遇」だけで市民側とは敵対せざるを得ないのがわかっているから、「自身以外は反日本サイドだ」とし、その言を幾度も幾度も塗り重ね、時には自民党内の反対勢力までその手で潰しながら「安倍サンハ“日本人”サイド、安倍サンニ逆ラウヤツラハ反日ダ」というのを言い続けました。
その分のうっ積はかなり積もってるんですよ。
今回のコロナ禍で、反政権勢力が動けないと踏んで、普段の国会でなら大荒れになる法案をいくつも重ねて提出。スーパーシティこそ通過許しましたが、防ぎ止めた法案もありました。それがよほど気にくわなかったんでしょう。ある事件を利用してのSNSでの反政権潰し、タレントを利用してのトーンポリシング、そして今回の件…と重なりました。
私はこれからも多数賛同を経ての社会変革を変えない。それが結果近道だから。
が。
それは多数を嵩に不条理叩きつける輩に屈するというわけではないことを申し述べて項を終わります。
それでも首に縄ひっくくって磔にしたいなら好きにしろ。理性を保った状態がいつまでも続くと思うな。