数日、記述できない状況になっていました。
入管法参議院採決が火曜日に強行されようとしています。拙稿では立法事実に疑念が生じ、わずかなミスで生存環境を奪われる入管法与党案に疑問を呈してきました。
私は「たかだか“親のミス”」でその子ども―日本しか知らない子ども―が日本にいられなくなってしまうことを簡単にできてしまうこの法律に関して怒りしかもてなかった。難民申請にしても「いられない状況から逃げてきた人」を追い払ってなかったことにしてしまうというやり口に我慢ならなかった。
SNSのタイムラインで並んでいる入管法“賛成”の意見。もはや賛成意見というよりは反対者への嫌がらせがずらずらと。「気軽に他者の存在を“殺しにかかる”」行為に吐き気を覚える。こういう意見で簡単に「何々を追い出せ」という空気をつくることができるという状況に。
『野党の一部が賛成しているから強行ではない』というが、提起された問題点に対応しないまま採決を強行するのならそれは強行採決としか言いようがない。
端的に述べただけでもこれだけの短所が見える入管法。これを通した日には、直接的な影響のみならず、『何々の多数派の敵』とみなされたら簡単に生存の場から追い出されてしまう。数の力を武器に強行するというのなら、道理を基にできることをして抵抗し続ける。それしか道はないと考えます。