つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「もう一つの主題に全力投球」した後に見えたもの―入管法審議に見る「人権拡充の放棄」。

1)「もう一つの主題」と述べているものですが、この3年の間「する場」にいるのが辛くなり、身を引くことも考えました。でも、いざシーズンが始まってしまえば足が勝手に「する場」に向かっていました。

 俺の好きな野球と

 俺の好きな大船渡を応援する

 この思いで、今年も図々しく、29回目のシーズンを過ごし始めています。

2)この間、社会活動の行事には積極的に参加できずじまいでした。その部分に関しては申し訳なく思っております。

 梅村みずほの件で露になった「入管法改悪案に基づく難民支援者攻撃」。

 ひとつは「人権を拡充、擁護する左翼」への攻撃というのもありますが、もうひとつ言えば「きれいごと嫌う風潮」が蔓延して、“左翼的主張”はどうせできっこないとくじけさせてしまおうという動きなのでしょうね。

3)それにくじけない人たちが、21日全国各所で入管法反対の声をあげるという行動に立ち上がったことに頼もしさを感じ、その意思に同調するものです。

 一方で、この行為を「自分たち“普通の日本人”の利益が崩されるとして入管法改悪に賛成する意思も働いています。賛否はともかく分かりやすいのですね。“普通の日本人”という言い方は。そこのところは甘く見てはいけないと考えます。

4)それでも。入管法改悪案の通りにすれば、また一歩「一人一人の人間が生きづらくなる」状況を作り、そういう性格を今度は別な法案にも押し込もうとする。非多数者を蹴りやすい位置に置いて袋叩きにする行為をこれ以上広げないためにも、諦め悪くたたかうしかないです。

 今週の国会審議で何が話されるのか見物です。梅村みずほは「更迭」という名で逃がしましたが、今度は立花一派の反共主義者・浜田聡がこの中に加わろうとしています。「自民でも維新でもできない反動的な行動ができる」輩、厳重な警戒を要します。

〆)入管法のみに非ず、先のサミットでの合意とやらも残念しか感じないものとなりました。広島の原爆資料館もダシに使われた感じで面白くなかった。安倍政権期からこっち、本来なら「批難する箇所でない」ところでも分断を助長する行為がかまされて、正直疲弊しています。「己の支持率」高いか知りませんが、社会が壊れているのも知れ、と思っています。

 おつきあいいただきありがとうございました。