つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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日本共産党大会が終わって…諸々雑観。

 いつもの“定例”に加え、依頼の仕事がいくつか入り、いつもの水曜・木曜よりも忙しい日々となりました。

 数日前に注目していると書いた日本共産党・党大会も18日で4日間の日程を終えました。報道では人事面が注目を浴びていますが、個人的にどういう視点で社会を見ているか、の方に注目してほしいと思っていました。

 党活動で、数十年単位で振り返って反省点を掘り出して、今後どう活動していくかという視点で語られた討論に目が行きました。私もこの社会活動に入って今年で30年になります。気がつけばずいぶん長くこの道にいられたものです。日々一生懸命やっていく中でどうしても目の前の焦点にばかり目がいってしまい、実はやる必要があった事象に力が行かず、穴を開けてしまう…社会にとって、あるいは社会を変革する行動に当たって何が必要かというのを再確認した議論でした。

 注目されていた人事に関して。“外から見られる”ということは意識する必要がありましょうが、その根っこの「必要な行動をどうするか」を腹に置かなければ、「外面だけ良くしてもしゃーないだろ」と考えます。

 もうひとつ注目されていた“人事”ですが、該当者の行動・言動には軽蔑しか覚えないため「さようなら」としか思いませんし、これが組織破壊を狙った行動にもなっていたので、結語での必要な言及は当然。これを“パワハラ”にしてしまったら、もはや議論はできない。

 気になること。前項の議論にも関わる部分はありますが、これまで何十年、箸の上げ下げまで難癖つけられるような経験をされてきたゆえか、他者のことばかり意識しすぎて、自分自身の意思を発揮する能力を失わせていないか。各所に気を遣いながら行動するというのは、社会活動に限らず留意することではありましょうが、力関係も無視して「いい子」だけ要求されたらやがては変節や沈黙すら強要される。どこかで踏ん張らないと。

 目立ったもの勝ち、“フラッシュ”的な行動がもてはやされる社会の中で、長く地道に物事を築く活動が軽んじられている部分には長く危うさをおぼえています。せめてそれを思い返せる行動をと心期しているところです。おつきあいいただきありがとうございました。