つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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共産党の執行部の選び方―外部からの攻撃に常に晒されてきた勢力ならではの苦労。

 松竹伸幸氏の除名に関して前記事で見解を述べました。

 「その理由」とされた執行部体制の決め方に関しても、果たして“公選制”が絶対なのか、という疑問はあります。なにかひとつの思想だけで染めていいわけでない社会では、その社会の中で最低限のルールを決めるために公選が必要でしょうが、ある目的を持った結社の場合はそれとは違った基準も考える必要に迫られます。

 日本共産党は右翼や資本主義至上主義者、同じ左翼カテゴリでも冒険主義的勢力、果ては外国の共産党名乗る勢力に目の敵にされている勢力です。それら勢力から「結社の目的」を守って行動するには、「結社の目的」を破壊する行動が入り込めない形をとるやり方が必要。

 もうひとつ。「何をするかの目的を特に持たない権力保持互助会」性格を持つ政党が公選制とってますが、政党が一体となれないであっち行きこっち行き…の醜態、よく見るでしょ。日本共産党社民党を除いては「互助会」が主となったために党首選挙をがあって当たり前それにまつわる内部抗争があって当たり前といわれますが、上記の欠点+共産党共産党であることを失わせる道をつくることには、たとえ“ウケ”が悪かろうが忌避する意思を示すものです。

 ちなみに共産党は、40年前に「党内の治め方と社会のそれは違う」ことを認識し、民主主義は守ることを示した「自由と民主主義の宣言」を出しています。別ける箇所は別ける、踏まえる箇所は踏まえての議論を願います。