つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「“強力な権威”に対する批判」を許さない空気が、いずれ反権威に立つ人を殺す社会に結ばないか。

 能登半島地震が起きて1週間。
 この間の世相を眺めて、これまで起きてきた震災に比べておかしいぞと思う部分が見えてきました。ここでボツボツと 取り上げておきます。
 ここまでは他民族に対するヘイト発言の垣根が低いこと、共産党の募金活動に対する偏見についても触れてきましたが、それぞれの分量が多くなっているというのが一つ。
 そしてもう一つ違和感を覚えたのが権威主義に基づく言動。今の岸田政権の支持率が低めに現れているのは承知と思いますが、それ以上に「権力に対して疑問に思う人」の声が上げづらくなるように押さえつけにかかる様子があちこちに見え、疑問というより気持ち悪さを覚えています。
 震災対応に100%というのはありえないですから適切にやったことは評価して、後は後の検証に任せる─というのが今まで取ってきた態度ですが、それにしても「権力・行政機関の鈍さ」と「批判を許さない空気」がのしかかる。施政者の言い分というのもありましょうが、その言い分で押し切ろうという空気が見えてこの部分でもどうにも気持ち悪い。
 この気持ち悪さが、いずれ「権威に従わない輩は殺しても構わない」に向かってしまわないか。そのところに不安を覚えます。