つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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宮城県知事選と水道民営化。生存権に照らしてみれば【2021総選挙に向けて】

 宮城県知事選挙が始まりました。今の村井知事は、はっきり言えば「自公・維新勢力の悪いところを煮詰めた権力強者側」の人間。大震災からの復興も、「市民の生活を支える」というよりは、仙台という大都市の面目、メンツを優先し、権力者に媚びた行為が目立ちました。前々回知事選時の共産党県議に行った行為(行事時に無理矢理とった写真をもって「共産党も支持している」とSNSに投稿。共産党対立候補推薦)も忘れちゃいません。その政治を変えようと、震災時医者として震災の現場に立ち続けた長純一さんが立候補します。

 宮城県政で生活にかかわる重大問題が起きています。水道の民営化問題、全国でも浜松などでその先取りが行われていますが、仙台、宮城県でそれを本格化させようと。「水道事業者は民間が多いんだから別にいいだろ」とか「公的な指揮系統はあるから問題ない」とか擁護意見ますが、「これ無しに生きていけない」ものを、儲け第1主義のラインに乗せることは、生存権そのものを切り縮められる重大な行為。

 残念に思うのは、「野党/左翼が反対するなら俺は賛成」と言い、それでいて自身に影響があると分かるや「お前らはこの時くらい役に立て」と語る人が少なくないこと。普段蹴りつけて消耗させておいてそれ言いますか、としか。嫌なことがあれば、支持勢力であっても異議申し立てはできるはずですが、権威に逆らうのは嫌で、他人任せにしておいてうまくいかなければ「諦めて服従する名分」にできるし、悪いのは「止められなかった勢力」と気楽になれる。

 都合いい扱いもここまでされると、鼻白む他ありません。「都合よく使われる」にしても分別と礼儀ぐらいは求めたいですが難しいでしょうか。そこも含めて難儀な社会を変える、で長純一さんを推薦し、闘います。