つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「壊れやすい人の心」と「権力者の説教」には気をつけよう。

 正月から襲った能登半島地震は自分の頭の中にずっとあり、東日本大震災の時にも郷里大船渡があの通りの大被害となったのに自分は何もできないという気持ちでイライラしていた様子を思い出します。
 人間何でもかんでも思う通りにはいかないから、どうしても不条理ってのをかまされ、それに対して力及ばずということは経験するものでしょうが、その一方で防げる気になれば防げる類の物も目の当たりに。
 震災が起きると絶対に出てくる他民族に対する憎悪・ヘイトの拡散。最近手が混んで、「直接の言動」ではアカウント凍結/あまりにもひどい場合は名誉毀損や逮捕という危険性も出たから、練りこんで「わかる人がわかる言葉」とやらを駆使して対象者を貶めるのに懸命になっている。
 そんな余裕があったらよ少しはましな方向に力使いなね。こういう「自分が楽しむために他者をぶん殴る行為」には吐き気と嫌悪感しか覚えません。
 何日か前にも書きましたが、人間なんて脆いものでちょっとした限界点超えれば簡単に人殺しまでしてしまう。そのもろさも考えていかなけりゃ、と思うものです。
 あともう一つ。
 こういう非常時ですから、権力に対しては「まずは必要な行動をする」こととして、重箱の隅をつつくようなものの言い方というのは控えますが、最近はどうもその“善意”が通用しなくなっている節も。例えば震災以降3日間の食事などを備蓄しておくというのは確かに生き残るためには必要な物事でしょう。ただ、それを権力を握っている勢力の議員が「自助努力でどうにかしろ」と説教するのはいかがなものでしょうか。
 人の心がささくれ立つ時ほど力を持っている人間の発言というのは気をつけていただきたく思います。