日本共産党の釜井敏行伊賀市議が、青年4人に逮捕監禁と強盗傷害の被害を受けた事件が報じられました。加害者4人が10月2日に逮捕されましたが、釜井さんが受けたダメージは大きいものと思われます。心よりお見舞い申し上げるものです。
地元マスコミは丁寧な取材・報道がなされていましたが、残念ながらそれに付随するSNSには醜悪なコメントが並びました。
・まず「被害者と容疑者4人が“男色”関係であったかのようなゲスの勘ぐり。インタビュー記事を読めば違うことは読み取れるはずですが、「こうなれば面白い」程度で語られるのは迷惑。
・被害者が共産党、ということをもって“昔の事件”を引っ張り出して中傷するご意見も散見。関係ない箇所にそういう誹謗中傷を撒くのは軽蔑しか覚えない。どうぞお引き取りを。
・「底辺は切り棄てろ」という意見も。まず発言者に「誰かを底辺」と決めつけられる筋合いは一ミリもない。起こした犯罪行為は非難されるべきで罪状に基づいて罰を負ってもらう。しかし、知りもせず無差別多数の者に底辺言われる筋合いはないですよ。何様だ?
いずれ、現状の気質というのを再確認してどう行動すればいいか、というのを考え直す必要はあるものと思われます。
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…と、ここまでは丁寧に申し上げました。以下は私のホンネを加えます。
こういう事件にまでクソみたいなことば撒き散らして楽しいか?「〜〜は殺してしまって構わない」空気をつくる作業のひとつなんだ、それは。これを遠巻きに見てケラケラケラケラ笑ってる連中が悪意を増幅させる。こういう悪意は延焼してきているし、するからな。
そろそろ慎めよ。
あと。Yahoo!でつける見出しに悪意が。被害者にも非があるというのをかき立てるような中身になっていて、“男色”云々はそこから誘導されている。Yahoo!JAPANはそういう性格なんだ、と心に刻むことにします。
「れいわ」の八幡愛氏の宣伝カーに対して機材を使ってパチンコ玉が打ち込まれた事件もありました。ここ10年かき立てられた憎悪の感情は、引き金を引けば容易に危害につながる事象を起こしうる状態を生んでいます。どこかで“線”ひくことは必要じゃないですか。
それとも「虐殺」につなげますか。
お読みになられた皆様、ご考慮をお願いします。