つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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社会活動に関わって「スピード」の取り扱い方。

 社会活動の方は現在「熟考期間中。毎日の記述を止めているのは過日も述べた通りです。

 ただ、気になること少し。

 社会活動で“スピード”という言葉を意識する場面があります。例えば今SNSが主な世論形成の場になっていますが、現状では政権与党に与する勢力がすっかり力を持ってしまい、政治的報道がなされると見るや「X」や ヤフコメはあっという間に意見を一色に染めてしまう傾向が見られます。長い目で見るとそういう意見ばかりまぶされ続けると、物事の考え方に影響を及ぼす。約10年、後手を踏み続けた結果、濃くまぶされた方は「左の意見=嫌悪感」思考回路が根付いてしまいました。

 ここまでは後手に回ったこと、スピードの足りなさで苦しんでいる話をしましたが、一方で「スピード第一はイコールで拙速に結びつく」ことも考慮を。

 日本共産党100年の活動を題材にした志位和夫委員長の講演を読みましたが…日本社会の一部分である一つの政党内でも党の中の空気というのは一朝一夕には変わらず、時間をかけての働きかけがなければ集団的に物事は動かないし、拙速にそれを行った結果亀裂を生じて組織そのものをも分解に追いやるような事態(ソ連共産党介入による50年問題)も起きています。

 人権救済などはスピーディーに進めていかなければならないけど、基本的に人間社会が簡単に変わるとは思えないし思わない。変わらないからと現状にいる人に対して過剰な攻撃性を見せる人もいますが、それはかえって敵対心を増幅する。急がば回れ」ってやつですか。その言葉も意識してもらえたら、と考えています。

 加えて。残念ながら私は生きているのが精一杯という状況で、喧喧囂囂となりがちな言論社会の中に割って入る力を失いました。日和見主義とも言われるのでしょうが、「これ以上心身壊して何もできなくなる方が私にとっては害悪」と考えますし、そうでなくても長くは生きられません。罵るのは御随意に、と申し上げて今回の記事を終わります。

PS じゃあそれで何で1つの意思を示してんのや言われれば、その意思を示すことによって社会の人に世にある一つの意思として受け取ってもらうため。単純に。俺の一言ですぐ簡単に変わるなら社会活動なんていらねえよ。