つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「勾留者は殺されてもいい」?少しでも瑕疵あれば「死んでしまえ」となじるのがまともな社会か。

 入管法審議で荒れた要因のひとつは、入管が同施設収容者に苛烈な扱いをし、死亡者を出して恥じないやり方を改めなかったこと。さすがにこんなものをホンネで語る者はいないはずですが、“アンチ人権”に走るあまり、それらの行為を容認する方々は「そーいう所に入る〜〜が悪い」で一式を正当化してしまう。
 同じ光景が別な箇所にも。90日間勾留させた人が脚気から危篤を起こす案件が発生しましたが、ここのヤフコメも惨状を来していました。
 まずは「逮捕されることをしなければいい」
 つぎは「病気&危篤になったのは逮捕された本人の自己責任」
 とどめ「悪いことしたんだろ税金に頼るな死ね」
 ええ、いつから日本は逮捕された人間は無条件に打ち殺されていい社会になったんでしたっけ。聞いたことないですよ。日本のことわざに「罪は憎んでも人を憎むな」というのがあったはずですが、そんなものが日本からなくなったかのような状態になっています。
 性質が悪いことに、キーワード検索をするとそれに対する回答上位にこの手のろくでなし意見がズラリ。ヤフコメは最近「多様な意見を表示させるAI」とやらを使っていますが、「その結果はこれか」と言わざるを得ないご意見ばかりが上位を占めています。
 「こんな意見しかない」と認識させて、諦めを誘ってませんかね。「非多数者は諦めて食らい尽くされろ」を露にした事例、最近ではLGBT“差別強化”法参考人質疑で、滝本太郎森奈津子が見せた見下し的な態度もそうでしょう。「殺しに来る相手に殺さないで勝つ」のは難しいです。何かが弾けたのか「俺たちが生き残るために〜〜は殺してしまってもいい」という考えが当然視されている。
 「無理ゲーじゃそんなもの」
 言いたくなりますが、無理ゲーの状況にさせたのは自公維新ら苛政推進勢力ですし、これに折れた日には、ようやくここまで持ってきた人権すべてを投げ棄てなきゃならない。ここは絶対防衛ライン、死守しましょ。