つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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吉川美代子氏の『パフォーマンス』発言/北海道議の発言に見える悪意。

(1)私が社会活動で協力することの多い日本共産党と、統一協会は長い衝突の歴史があります。そのたたかいが、80年代から90年代にかけて社会的にも統一教会の行ってきた収奪行為を社会に露わにし、威張っては行わせなくした一つの力になったと思っています。
 しかし、30年という時間は、そういう実績や経過を洗い流してしまうものでしょう。23日昼の日テレ系―岩手ではテレビ岩手―ミヤネ屋に出演していた吉川美代子氏が、日本共産党統一教会に対する行動を「パフォーマンス」と言ってのけました。これが何も知らない近年に生きる人であればともかく、吉川氏は1980年代からマスコミの中にいる人で、何も知らないはずがないのですが、時間の流れは残酷でお忘れになられたようで。そして、吉川氏の発言に乗っかり共産党批判の方に意識を傾けるお人もおられます。
 障るものはありますよ正直。ただ、それに対する批判一言入れたら後は行動で黙らせましょうか。それしかないのと違いますか、結局は。
 安倍政権とともに ひっついてきた統一協会、個々人の幸せより、「国体」による個々人の支配を是とし、安倍など自公政権に協力した結果、壊されてきた日本社会。抵抗しようと思えば様々な雑音はくるでしょうが、それを乗り越えていかなきゃなんないな、と。
 尚、同じ番組で語られた紀藤氏の発言「党派争いにするな」というのは忠告として取りますが、被害者問題含めて統一協会と政治家の癒着が行れてきた以上「政治家は後回し」は違う、とも申し上げます。

(2)「安倍氏射殺原因になった」という言いがかりは止まりません。安倍氏演説中に不規則発言しただけで北海道警察に拘束された一件の原告に対しても「貴様らの裁判のせいで警備が甘くなって安倍さんを殺させた」という中傷が頻発していましたが、その攻撃が北海道県議から放たれました。
 道見やすのりの行った行動は、原告を「蛮人」呼び、SNSで写真と実名を掲載し原告氏に対する攻撃をあおった。また、その判決を出した地裁裁判官に対しても同様に。
 上記発言に対して、撤回や謝罪はしないという。別に撤回や謝罪なんぞいらないから、道議という地位を利用して対立者に危害を加えようした以上、とっととその位置から失せてほしいものです。
〈追加〉取材の様子をSNSで報告したフリージャーナリストに対しても恫喝まがいの一文を置いて来たようで。表面こそ『なかなかの文責感心しています。取材に聞き耳を立てていた方も納得の書きぶり感謝します』とは書いていますが、権威主義に頼り、ついてこないものは振り落とすかのような発言をし、SNSでも批判者を塵芥のように扱う人間があの場面だけ紳士になれるものか?文面送られた小笠原氏は「対話の可能性を信じている」としていますが、『想いは間違っていないが道見の発言を額面通りにとるのは誤り』と見解を申し上げるものです。
 断片的にだが長くクズと向き合ってきましたから想うところあります。「人間の弱さ」で許す線は越えている。

 これから先、比較的少数派の人たちが反撃する手段が狭まるわけで、それでも存在を維持し続けて、「一つの意思」なり「モノの見方」を維持していきたい。それもなくなってしまって「一つの道しかない」となれば、その「一つの道」に入らない人達は棄てられてしまいます。マスコミなどでは「黄金の三年」言われていますがそれは覆す。呪いの言説で諦めさせる動きに乗らない、で歩きます。
 おつきあいいただきありがとうございました。