昨日安倍晋三氏の国葬に関して見解を申し上げましたが、この国葬も含めて、最大公約数を求めず自分の想いだけで従わない者を踏み突っ走る自民党政権の姿勢が見える出来事が次々と起きています。
例えば神奈川県議会。安倍晋三氏銃撃非難決議というのが採択されましたが、その中身が暴力一般に対する異議申立を超えた、安倍晋三氏の政治的意思を代弁する記述が入っていをが入っていたために日本共産党県議団は反対に回らざるを得なくなりました。
こういう決議は、普通全会一致になるように―今件なら「神奈川県民の意思」だから、一党一派の意思のみを表す箇所ではない―文面などが調整されるはずですが、最大会派である自民党はそれをぶっ飛ばしてしまった。ここでも「社会の私物化」をしてくれたわけです。
安倍政権からこっち、自民党政権が行った施策は「日本社会を私物化して自身は権力の座に居座る」出来事を相次いで起こし、更に支持者の歓心を買うために、公的な出来事すら私物化し―代表ケースは桜を見る会―社会の分断を生じさせた。
元々の反動右翼的思考に加えての「社会私物化」、更の更に「対抗する勢力は日本人じゃない敵性物質」との態度をとる。10年間それを続けて当たり前にさせて、加速させようとすることに納得する気は1%もありません。
そしてなあなあで済ませようとし「反対してると角が立つから」と、抵抗することをやめさせようとする意見にも納得しません。
そういう部分で厳しい態度は今後も取らざるを得ないと表明しておきます。