国会では岸田首相による所信表明とそれに対する各党代表質問が行われました。
志位和夫日本共産党委員長の質問では、資本主義・権威主義社会が生んだ横暴、それに抗えない自民党型政治に対抗する「資本主義の次の社会」「ひとりひとりの個人が生きやすい社会」をめざしに行く姿勢を質疑で示しました。
市民・野党共闘のあり方で、東京8区や滋賀3区など落ち着かない部分もありましたが、どういうふうにしたら社会を「生きやすい社会」に進めるかという部分での方向性は組み立てられつつあるか、と思っています。志位委員長は医療・福祉の削減は約40年続けられた事を紹介しましたが、そこに「カリスマ性だよりの力任せ」思考が加わって約20年。それしか知らない、という人も増えました。
96〜03年に比例東北区選出議員でもあった松本善明さんのフレーズじゃありませんが「一人が千歩より千人が一歩」。今世紀初頭の小泉政権以降、力圧し頼りに走ってしまった日本社会を切り替えて、社会でも、地域的でも融和的に持って行く道筋を作り始める。政権交代もその手段として重要なものであって、単に支配者が置き変わるだけのそれはあり得ないことです。
実務的にやることが乗っかってくるので、ブログ記事もどこまで書けるか分かりませんが、自分のブログの記事(“こっち”の方ね)は、どこをとってもそういう道筋で書いてきたものであると自負しています。気づいた人から広げて社会変革を、と動いていきます。