一)維新勢力が“大阪都構想”と呼んだ大阪市廃止構想は、巨大な財政と権限を一手に握り、本来地方自治体がしなければならない市民生活の防衛・拡充を投げ棄てるもの。反対票が上回ったことで歯止めがかけられたことにひとまず安堵しています。
二)賛成に投票した有権者一般に対しての加撃はやめときましょう。模索の中の一行動ですから。
ただし、松井、吉村、橋下はじめ維新勢力の中心にいて、散々専横ぶちかましてくれた輩は話が別です。10数年にわたる社会破壊行為について検証した上で二度と権力の座につかせなくする程度の“制裁”は必要ではないでしょうか。
三)維新関係者が「引退」とかなんとかしおらしいことを語っていますが、今までのかの勢力の性格を鑑みると復讐・報復に出てくることは容易に推測できます。どのようにしてくるかは読めませんが、「備えと覚悟」はしておいた方がいいのではないでしょうか。
四)新自由主義という名で行われてきた「権力強者による収奪行為」は、一部のメガ富裕層と多数の貧困層を生み出しました。これからの政治戦・社会活動は払拭のたたかいになります。ひとつずつ積み重ねて「芽」吹き出させましょ。
以上述べて項を終えます。