つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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松竹破壊行為は対象が「共産党」のみに非ず。「強者が許してあげられる」範囲に押さえ込む策動も見えた。

 今週後半から松竹伸幸氏による規律違反・破壊行為のおかげで、国会で共産党議員が行った問題提起が無力化されてしまいました。

 集団的自衛権行使で日本に被害が出ても仕方ない認識、そこからの沖縄基地“強化”、更にコロナ対策の放棄・後退、物価高に追い討ちかけるインボイスなど課税強化。総じて言えば市民の生活を守る気がないことが質疑の中で露になりましたが、それに抵抗する力は殺がれている。

 前年秋頃に立憲と維新の“共同”が取りざたされていた時期に、経済界や現権力者のおぼえめでたい人が「第2勢力の形成」に動いていましたね。市民からの収奪者が「主勢力」と「スペア」両方握って「それ以外の声」を潰してしまおう、という算段ですか?

 そう考えると松竹氏の破壊行為実行も「ああ」と思えるのですよ。共産党壊せば資本主義に懐疑的にモノ見ることのできる力はほぼ無力化できる。松竹氏の発言は「党首選挙」ばかりクローズアップされていますが、9条放棄や市民運動の軽視など「経済界や現権力が認めてあげられる」程度に施策後退図られてますからね。「支持を増やすためなら足手纏いいらない」とばかりに。

 こういう目的もった撹乱行為で、様々起きている社会問題に目をやることができないことに、怒りと申し訳なさをおぼえるものです。