党規則違反案件。マスコミの当初の報道が「党内で異論のべただけで除名」という形をとったことで、敵対ではない位置にいる方々からも批判の声が上がりました。
その後、実態が明らかになるにつれて認識を見直す方が出てきましたが、一方で“シミンカンカク”を持ち出して変節を迫る方もまたおられます。
2015年以来の野党共闘は、他党の内部に手を突っ込まないで、それぞれ勢力のできることで一致する箇所で進めてきた経緯があります。それは適切なものと考えますが、いま共闘に関わった少なくない方が共産党に変節を迫る様子を見ると一抹の不安がよぎります。
具体的に?「共産党の“変化”」を外部から要求する行為。「コノママデハイッパンシミンカラウケイレラレナイ」から「ヘンカシテうけルモノヲシテイケバ支持ハアツマル」という具合で。それを「共産党ノタメナンダヨ」と言いながらすればいいですかね。「拒否するならこちらに来ている党員は我々が引き取る」も。
そこまで行ったら、次の糾弾の対象はそういう行動をとった方々になります。市民運動が政党を使う…“政党を使い潰す”ことになっても止むなしとしますが、市民運動が政党の結社に関わる根幹を弄ろうとするなら、厳しい対応されても当然とするものです。そこには「ほうらぁ“お仲間”も転向呼び掛けてるよぉ言うこと聞いてよぉぉ」と善意の第三者装ってマウントとりにくる■■も含まれます。