つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「自殺」をも笑いのネタ…更に超えて「攻撃材料」として扱う、の図に強い憤り。袋小路にして全否定かませば人間殺せる、というのは知っていただきたい。

 6日分の記事はお題を2つにして書くことは決めていましたが、当初は「定例」と化してしまった「議会での質問通告」を書こうと思いました。ほんだども見過ごせない記述を見かけましたので、そっちを書きます。

 ある分野において「子どもの描き方」に異議をとなえたフェミニストに対し、その作品のファンが批判−というには行き過ぎの行為−を集中させるばかりか、当人のSNSアカウントを破壊、更に身元を暴こうとし、「当人の自殺」が伝えられるや一気に喝采を浴びせるなどの行為に出ています。

 実名と、ある程度の素性さらしてSNSやっている身として、足りない脳みそなりに考えているのは「実際に語れないようなことは言わない」。「(無礼者が相手とはいえ)Twitterの暴れぶりを見たが実際に言うのか」と言われそうですが、実際にそういう口たたかれたら言いますね。ただ、それ以上は言わない。自分の責任持てる範囲だけで相対する。

 だども、「相手は攻撃できるが自分は食らわなくてもいい」匿名の状態になると、気が大きくなりますか。反動を考えずボコボコにすることができると思い込む。そんなんふうに追い込まれた人間がそのうっ積をどう処分するか。うまく処分できなかったら、自分か他人、どっちかに対する攻撃性として現れることはあり得ます。イコールで言えば、自殺は有り得るものです。「嘘かもしれないだろあーはー」などと言いたいのでしょうが、実際に経験した人間いるんですよ。

 俺だ。

 SNSでのイザコザが糸を引き、上から下から左右前後…「逃げ場のない鳥かご」に入れられたような感覚になり、それが頂点に達したときに「自殺でこの場から離脱する」という思いにスイッチが入りまして、それが収まるまでの間もしんどかったですし、それを脱した後も「蛇口をねじ切った」ような状態になって精神的に、また極限の状態を長く続けたことで身体に影響が及び、09年の心筋梗塞・破綻に至ってしまいました。

 そこから「多少マシ」な状態にするだけでも10年かかりましたよ。10年。自殺はとどまったけど、代償は受けた。そんな経験を持つ私では不足ですかね。「SNSでは人殺さない」のが違う、ということに。

 A氏が実際にどうなっているかはわかりませんが、絶対的な存在の消去に喝采を送る行為は大概にしていただきたい。嫌いでいいから節度は持って。

 きれい事?

 そんなものじゃない。「自分に向けられる刃(=敵)を減らすための行為」です。ほんで失礼します。