つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

8月15日という日に。

 5~6日間静養していれば少しは回復の芽も出てきたようで、全身の倦怠感と喉の調子さえ戻り始めれば…という状況です。

 部屋で寝転がってる間、時々SNSのキーワードサーチを見ていますが、昨日の記事で書いた通りの自警団騒ぎには背筋の凍る思いもしています。そうでなくともこの10数年間の言論状況というのは「誰かを“弄る”」のを通り越して「誰かを“傷つき、えぐる”」ことを当たり前の状態にし、特に敵対者に関しては箸の上げ下げまで嘲り倒して当人の精神的破壊を目論む様子も目の当たりにしました。

 パリオリンピックでも代表選手がSNSでの過剰な攻撃にグロッキーになっている様子があげられましたが、それが一個人だけでもかなりひどいのに、権力保持者がそういうことを率先して行っている。やめろ言われても知ったこっちゃねえ、対象者を壊すまでは終わらない、と。

 パレスチナに対してのイスラエルによる攻撃なんかが代表例でしょうか。攻撃する側は“爽快”でいいですよね。だけども殴られる方は「絶望感」しか感じない。「やめてほしければ何々しろ」と出される条件は到底飲めないもの。要は「お前らなんか殺してもいい」と袋叩きにさせられているというのが現状です。

 そういう“破壊・破戒”行為を極致まで進めて、ひとつの国を破壊してしまった結果が「8月15日」。かろうじて独立国の命脈は保ちましたが、戦争が生じさせる恐さを忘れずに反芻する日に、と考えています。