つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「五輪優勝選手の扱い方」と「ネットカフェ難民への偏見」。意見と市民支配の方程式。

 今晩は。実家の所用終わって居住地に戻っています。ただ、精神的に徒労感。Twitterタイムラインでいつも参考にしいる方が「炎上」しているのが原因。首相官邸アカウントの「選手より首相が目立つ構図」には読後の疲れを催した。首相官邸のページだから、自身の活動を写した写真がある、そのことは置いておきます。ただ、今回は安倍首相を中心に置くのはどうなのか。そんな疑問は持ちました。

 そして、そもそもとしての「信頼度」。安倍政権ができて5年、どれだけ痛めつけられたか。施策でも、手法でも。ワガママの度合いが年々ひどくなって、行動規準が自分を護るため…が中心。テロ対策名目にヒモづる的に逮捕拘束できる法律(共謀罪)を作るわ、一方で社会を私物化する行為の追及からは逃れたいから審議から逃げるわ、今国会は「トラブル起きない日はない」状態に。負の感情持つな言われても無理です。

 「優勝称えるのはいいが自分本位に扱うな」という意義申し立てをした人は、スポーツライターだろうが一般人だろうが構わず袋叩きの目に。首相官邸は優勝を報ずるにしても選手本位にできないか。日本という国は安倍氏の持ち物ではない。独裁国がよく使う「指導者胸像をいちいちに貼りつける」のは勘弁を…という意見を「水指すな」で袋叩きにする。

 で、今日(スケートで優勝)はより直接的に表示。耐えられない。オリンピックは国家対抗戦でなく、メダルの数を争うのではない。「国旗・国歌」にしても、本来なら五輪選手団独自ので形成さるべき(五輪協会ごとで派遣←国ごとにおかれていることが多いから国と同範囲になっているだけ)。建前すら投げられてるのがな…。普段は「味方には優しいが非従属者には辛辣」な手法が、支持をしない人間を激しくえぐり、怒りや憎しみすら生じさせていることを抜きにして同一・同調を求めないでいただけますかね。批判したり役に立たなくなればすぐ「出ていけ」なんてふざけんな。

◇多数に過剰な同調を求める輩は、一方でそれに着いていかない者を足蹴にする。今日のフジテレビ・岩手めんこいのワイドナショー。先週は在日朝鮮人に対して妄言を放っていた面々が、今回はネットカフェ難民に対して見当違いの言を言い放っていたという。ここにもありましたよ。「切り棄て」が。

 心身に障るので直接の番組を見ていませんが、見た方のリポートを読むと、(またも)松本人志氏が上から目線で叩き、ゲストの女性タレントは実情見ない能天気な意見を、男性学者は擁護するかに見せて嫌みを放つ。救いようない。何ですか偏見まいて自決させたいのか?

 アンチ反安倍「ネカフェに安住されるよりホームレスになれば救済されるだろただし財源あればの話だがなぁ」→ワイドナショー でのゲスな物言いは、それを越えてさらに屈辱的な発言をする推進力になったりする。次はどんなゲス発言、現れますかね(怒)

◇ここまで「五輪優勝選手の扱い方」と「ネットカフェ難民への偏見」二つあげてきましたが、特徴的なのは「権力者・強者が愉悦感込みで威を放つ」こと、一方で市井の人間には攻撃と分断をぶちかますこと。下記図参考

・政権→政権支持者vs同不支持者

・富裕層→低収入労働者vsネカフェ難民

 「最近の傾向」も手伝いまして、圧かませば押さえ込める、と思ったのでしょう。前日の批判をより強力なものを叩きつけて“返答”とする。次金メダルとったら何してくるか。せめて1国の責任者にふさわしい態度をとることを望むものです。

 今や、この記述も叩きの対象ですからね…。

◇神経過敏になっている部分がないとは言いませんが、それでもね…毎日がこんなペースでは疲れるし壊れる。案外それ狙ってませんかね。圧倒的な物量でじわじわと押し潰す。その行為の欠点も、それに対する抵抗も。しかし、圧倒的な力を持つ者が崩れることは、これまでの歴史で何ぼでもあった。

 安倍政権を保たせているのは「外に敵を作り、反対勢力を潰して“この道しかない”状態」に置いておくこと。ただ、この手法にも限界はありまして。「保たせる」ことを主眼とするあまり、安倍政権が起こしている不都合までをも結果容認してしまう。最近のネトサポの言論もそんな形増えまして。対抗策…考えれば様々あるのでしょうが、シシンプルかつ要点押さえれば「黙らない、意見・意思表示を止めない」に尽きます。先方様は「諦めさせたい」を第一義に考えるなら、当方はその逆行きゃいいだけです。

 以上述べて今日の記事制作、ここで失礼します。お付き合いありがとうございました。