つなげ“希”動力-伊東勉のストラグル日記。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

ぶり返した「強要論」。「約束ごとなき戦略的投票」はお断り。【参院選2025】

1️⃣ いつもの政治戦以上に「どこそこに投票を」という言い方をしなくなっています。今年に入ってからブログ記事さっと振り返ってみましたが、岸和田市総選挙であまりにもひどすぎる当時の市長を落とすためにその対抗候補に投票を、という事は書きましたが、対ヘイト・人権侵害に傾注。過日、かつての一本化強要論からの戦略的投票要求については…純粋な戦略的投票論ではなく、「自分を不遇に扱った勢力に対する報復」でしかない論議に気に障るものがあり、その感情のまま刺々しく対処しました。

2️⃣ ここ10年進めてきた「約束事をもっての市民と野党共闘」は、安倍政権の収奪・牽強政治に対峙する一定の力を保たせる効力を発揮しましたが、一方で、日本共産党など比較的少数

勢力の力を保つと言う部分ではマイナスの部分もあったりしました。まして、泉代表以降の立憲民主党のスタンスは「全面的な京都をするにはちょっと」という状態になったので、岩手のように共闘する意思が存在しているところはともかく、そうでない箇所では独自の力を研ぎ直した方がいいのでは、と考えるようになりました。

3️⃣ ところが。

 今回参院選では自民党より維新より人権思考に欠ける参政党が力を持つ状態になりました。そして「公明党と参政党で最後の議席を争う」というふうな設定にして、共産党支持者には「与党破るために参政党へ」「参政党の台頭を抑えるために公明党に」と迫る。「社会正義より敵対者と見た者の困る姿を見たい」というふざけた話です。

 よりマシよりマシ言い続けて。よりマシのレベルが低くなっていった。その動きはもう一方で「自らの意思の発揮」を蔑ろにする。それがどうにも我慢できなかった。

4️⃣ 誰かがプライド票と言う言い方をしましたが、そういう意思を示すやり方、と言うことで堂々と共産党に入れるのもありと。いつまでも唯々諾々と都合の良い存在にだけさせられるのもごめんですからね。それで力は弱まっているわけですから。そういうことで、岩手選挙区は共闘の足場があるから横沢たかのりさんを勧めますが、日本共産党の候補者が立ってるところではその方々に意思を示す投票を、と呼びかけます。

 そして反共産党勢力によるおためごかしにはつきあわない、と言うことも併せて申し述べておくものとします。