良くも悪くも組織は「共通の目標と認識をもって行動する」のが基本的性格で、それを決めるまでは徹底的に討議し、決まったことは次の検討期間までに実行に努めるのが筋、というものです。それを体系化したのが日本共産党が行っている民主集中制ですが、何故か悪魔視されて数十年…まいりますね。
で、最近「組織<自身と絶対化する」タイプの方が増えてきまして、一線越えて「気にくわない人の排除」目論んだ者が除籍の処分となった事象を見かけました。様々行き違いあったりして激しいやり取りが起きる場面てのはありますよ。しかし、その範疇を越えてはだめです。悪いが信頼関係持てません。一線を越えるのと越えないのでは大きな違いがある。
そして、社会が「個々人の人権拡充」云々以前に「組織で活動することの意味・やり方」を忘れていないか、という疑問につきあたります。この手の問題が出ると「個人対団体=個人が絶対に正しい」という図式に持っていかれることに食傷気味です。「オマエダッテソノ図式ニノッテイルダロ」とか言われますが、あくまでも「そこに何があったか」を見て対処しているのであってオートマチックにはそうしていません。そこを誤解しないでいただくよう考慮をお願いします。