何日か前に野党女性議員の「プロレス芸」発言からのバッシングに関する違和感について記述しましたが、いとも簡単に“上積み”が。
東京都杉並区で数件に被害を及ぼし犠牲者も出た火災がありました。近隣の消防団あるいは区議がそれぞれの立場で尽力・対応しましたが、見苦しい行為も。
過日、集中的に拙稿で取り上げた難民・移民フェス妨害。その実行者・杉並区議田中ゆうたろうが、火災も現区政のせいで、その与党(左翼)勢力がいるから命は守れない、と。言いがかりも甚だしい。更にこの田中の記事から左翼叩きがはじまってしまいました。
率直に。
なんでこうなるの。
都市計画云々は実態とずれていて“叩くネタ”にしかされていないし、実態と言えば「建物の不燃化(リフォーム?)」「消防設備の“密集地対応”」もあるのに、開発優先からその道には反対された実情もあったようです。
こういうふうに何でもかんでも敵対の材料に持っていく様子には食傷。共産党がよく「反対ばかり」言われますが、それでも国会では半分程度の案には賛成もしますし、反対することが多いのは社会に対する基本的な見方・スタンスが違うからそうなってるに過ぎない。
何より、「理由があって行動する」のと「行動するために理由をこしらえる」のは、似ているようで全然違う。
田中の場合、なんのために「行動するために理由をこしらえる」かいえば嫌がらせ、いじめっこ気質。自分が利を得るためなら敵対者には何をしてもいいと勘違いし、あらゆる物事をつかまえては殴りかかり、壊しにくる。
本当に、性質悪いです。
自身は権力と結んでいるから、いざとなれば踏み殺すこともできる(人間狂えば誰しもそうなりかねないことは知りましょうか)。田中の行動は「“そうしてもいい”空気づくり」。どっかで田中らが巻き起こした「黒い熱」を冷まして、違う道もあることは示します。