つなげ“希”動力-人生記録員、伊東勉のページ。

17年9月移籍、社会活動中心の記事を記していきます。

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「Aを助けるためにA以外にあるBを見殺しにしろ」には与しない―あるトランスジェンダーと女性の諍いを見て。

 日曜日の夜、月曜日の夕方と気になる物事を記してきました。安倍政権の約10年間で進められた“ネトウヨ的思考の一般化”、効果ある反撃ができなければいずれ“左翼組織”にも及ぶとの危機感を持っていましたが…残念ながら、分断攻撃を食らって離脱する人も出てくるように。
 ある組織に加担するかどうかは、その人の判断。至らないと思えば離れるのもやむを得ないでしょう。ただ、申し訳なく思うしかありません。
 私自身ですか。
 自分自身が経験してきた貧困、そして権力層の行う収奪行為を見逃せず、共産党の活動に協力しています。いま読んでいる本に、「孔明のヨメ(杜康潤氏作品)」という漫画がありますが、その作品の中で諸葛亮孔明を誘いに来た劉備玄徳が下記のような話をしています。
 「(※要旨)曹操は物事がよく見えるんだろうな 頭もいいし物事をテキパキと進められる。ある程度の犠牲は仕方がないと考えられる
 でも それで切り捨てられた方はたまったもんじゃねえよな
 俺は曹操が切り棄てた者を拾い集めて抵抗する」
 ―私が先の趣旨で社会活動を続けるのも、現在の主流派に切り捨てられた人たちをせめて「生きてる価値はあった」範囲に持っていく。そのことを第一の目的に活動しています。
 しかしこの10年間で、権力者に収奪された人たちの怒りの矛先が「より弱者の方」に向けられるという状況に。「自分たちでさえ守られないのにより“足りないやつ”がまともな暮らしをしているorしようとしているのが気に食わない」と、矛先を「近年顕在化した問題当事者」に向ける。
 前回書いた記事にしてもそうです。
 女性差別問題はまだまだ改善が必要ですが、“トランスジェンダーが自分(女性)の権利を攻撃している”と認識し、人権拡充に対する攻撃をしている様子は悲しく、残念なものがあります。「共に良くする」で十分じゃないか、と思うのですが…。
 以前、貧困施策に対して「そんなものしなくてもいい 奴らはそうなるべくそうなったんだ そんなやつは見殺して 俺たち“普通の人間”を守ってくれ」という言葉を投げつけられた時がありました。私はそれには直接答えず「社会・政治に関わる者としては、いろんな物事に向き合うのが役目」だけ答えて、言われたことそのものに関しては何の反応もしませんでした。少なくとも「じゃあ、自分も転向してしまうか」…にはならない。自分の立ち位置が不利になっても。自分自身がどんなにぐちゃぐちゃになろうとも、いまの位置で踏ん張る。これを棄てるようなら、“もう一つの主題”も含めて社会から完全に身を引いて、私の死を望みます(※自殺はしない・できない)。

 入管法に関して。問題点が出ても今週中に強行するようです。とにかく人権と奪うことを第一に運用する入管法は通してはならないというのを最後まで貫き通す。おつき合いいただきありがとうございました。
 
PS 今回の記述の基になった方(両者とも)とは今後絶縁です。意見の敵対から立ち去るのはやむ無しと考えていましたが、人間崩す行為まで行ったのは…もう、いいです。